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死亡3年連続減/過去最少更新の可能性/厚労省20年労災3月速報
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>厚生労働省が22日にまとめた2020年(1-12月)の労働災害発生状況(速報、3月8日時点)によると、建設業での死亡者数は、前年同期比(前年同時点比)2.7%減(7人減)の253人となった。建設業での労災による死亡者数は3年連続して減少することがほぼ固まった。近年の確定値までの推移からは、5月にまとめる確定値段階では260-270人程度になる見通し。過去最少だった19年の269人(確定値)を下回る可能性が高まっている。
休業4日以上の死傷者数は、前年同時点比1.2%減(180人減)の1万4728人だった。死傷者数も近年の確定値までの推移を踏まえると、確定値は1万4950-1万5050人程度と見込まれ、2年続けて減少する。
2月8日時点の速報値と比べると、死亡者数は5人増、死傷者数が349人増となっている。
18-22年の5年間を計画期間とする第13次労働災害防止計画(13次防)では、重点業種の建設業の「死亡者数を17年と比較して22年までに15%以上減少」との目標を設定している。
この目標に対し、3月速報段階での死亡者数は17年比16.8%減。最終22年の死亡者数は274人以下に抑えることで目標達成となる。死傷者数は2年続けて減るものの、減少幅が少ないことから、17年比では1.0%減にとどまっている。
全産業の死亡者数は、1.8%減(14人減)の776人。死傷者数は、3.3%増(4035人増)12万7165人だった。
残り50%掲載日: 2021年3月23日 | presented by 建設通信新聞