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大成建設/書類作成を自動化/既製コンクリ杭施工データ管理
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>【業務時間、従来の3割に短縮】
大成建設は、ICTを活用した既製コンクリート杭の施工データ総合管理システム「T-Pile Recorder」を開発した。杭打ち機の計測データをクラウドに自動送信するほか、実測値や写真データもスマートデバイスからクラウドに送信することで、各種データの保存と管理書類の作成を自動化し、杭1本当たりの業務時間を従来の3割まで短縮できる。関係者間のリアルタイムの情報共有も可能で、データの高い信頼性を確保する。これまでの施工管理では現場で取得した帳票データをいったん杭メーカーに送信後、専用ソフトによる帳票化が必要だったほか、実測データの書類も手書きだったため、品質管理書類の作成に時間が掛かっていた。また、確実な品質管理や施工記録の保存のため杭施工のデータ管理の厳格化が求められていた。
T-Pile Recorderは、杭打ち機に通信装置を外付けすることで、機体の既存計測装置が取得した電流値や掘削深度などの計測データを自動でクラウドに送信・保存するとともに、 杭番号別に分類され、帳票台帳が自動作成される。 杭芯位置などの実測値や工事写真もスマートフォンやタブレット端末から入力するだけで、 データ保存や管理書類の作成を自動化する。システムには杭施工業者や現場代理人、 工事監理者などがアクセスできる。残り50%掲載日: 2017年10月23日 | presented by 建設通信新聞