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  • 国交省/技術検定2級学科試験、全種目で年2回実施/受験機会広げ担い手確保

     国土交通省は24日、建設業法に基づく施工管理技術検定の2級学科試験を、18年度からすべての種目で年2回実施すると発表した。17年度に「土木」「建築」の2種目で先行実施した結果、高校生(17、18歳)から受験できる「学科のみ」試験の受験予定者が増加。担い手確保の観点からも効果があるとみて、他の種目にも拡大することにした。試験日や試験地など詳細は年内に官報で告示する。

     

     国交省は若年層の受験者が多い2級学科試験について、16年度から高校(指定学科)3年生・卒業生が対象の「学科のみ」試験を17歳で受験できるよう要件を緩和。この結果、すべての種目で受験者数が前年度を上回り、工業高校生の受験・合格者数も増加傾向にある。

     

     17年度からは「土木」種目のうち「土木」と、「建築」種目のうち「建築」の2種別で試験を年に2回実施。試験日は土木が10月と18年2月、建築が6月と11月で、これにより高校在学中に各種別の学科試験を4回受験できる。

     

     2回目の申し込みを締め切った「建築」は、「学科のみ」試験の受験予定者数が1万1639人と過去最多で、前年度の1・5倍に増えた。若年層の受験予定者が増加しており、国交省は「年2回化で期待していた効果を発揮している」(建設業課)とみている。

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    掲載日: 2017年10月25日 | presented by 日刊建設工業新聞

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