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重機の旋回自動停止/規制システム開発 大成建設・アクティオ
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>【都市部、鉄道近接工事でも安全施工】
大成建設とアクティオは、バックホウの接触事故を防ぐため、旋回を規制するシステムを開発した。既存の重機に後付けしたシステムで現場の旋回規制範囲を設定し、その範囲内にバックホウのアームやバケットがはみ出すと旋回動作を自動で停止させる。これまでの接触事故対策はレーザーセンサーなどによる警報発信が一般的だったため、システムの導入により都市部でのガス・水道工事や鉄道近接工事などでさらに安全な施工を実現する。
開発したシステムは制御ユニットと電磁弁、GPS(全地球測位システム)方位計、モニター、パトライトで構成する。GPS方位計から得られた位置情報を基に、設定した旋回規制範囲に近づくと制御ユニットが電磁弁の開度を絞り、油圧量を操作することでモーターの回転速度を下げて旋回動作を停止させる。
旋回規制範囲の設定は、まず旋回規制帯の始点となる個所にバケットを置き、モニターをクリックする。同様に終点にもバケットを置き、モニターをクリックすると旋回規制帯の設定が完了する。現場を確認しながら簡単に設定できるため、初めてのオペレーターでも15分程度で使いこなせるようになる。
残り50%掲載日: 2017年10月25日 | presented by 建設通信新聞