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国交省/中小の生産性向上へモデル事例作成/取り組みやすいノウハウをマニュアル化
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>国土交通省は中小の建設会社が取り組める生産性向上のノウハウをまとめる。5S活動(整理・整頓・清掃・清潔・しつけ)など製造業のノウハウを活用し、中小が取り組みやすいモデル事例を作成。ノウハウを体系化・類別化したマニュアルも作る。生産性向上に関する実践型のワークショップも開催。同一企業で数回行った取り組み結果を共有し、ノウハウの横展開を図る。
政府は15日、「中小企業・小規模事業者の生産性向上」をテーマに未来投資会議の専門部会を開催。国交省は生産性向上に向けた課題解決モデル事業を実施し、建設産業の特性に応じたノウハウを創出することを説明した。
中小企業が建設現場や事務所で取り組みやすい改善活動を進める。具体的には5社程度を対象に、生産性向上の課題を抽出。その上で「ムリ・ムダ・ムラ」の排除や5S活動といった製造業のノウハウなどを活用して、生産性向上のモデル事例を作成する。製造業と建設業の特性の違いなどに考慮し、多くの建設会社が参照できる汎用性の高いモデルを作る。
得られたノウハウなどを取りまとめたマニュアルを作る。中小の経営者や担当者が理解しやすく、取り組みの内容やポイントを盛り込む。
モデル事例の作成、マニュアルの作成を踏まえ、実践型のワークショップを開催する。同一企業が数回にわたり参加し、生産性向上に関する取り組みの結果を共有・議論。モデル事例で得たノウハウを広く活用してもらう。
政府は2月に中小企業の生産性向上を後押しする官民組織「中小サービス等生産性戦略プラットフォーム」を設立。国交省ではプラットフォームを活用し、ITツールの導入なども積極的に支援していく方針だ。
残り50%掲載日: 2018年3月19日 | presented by 日刊建設工業新聞