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BIMワークフローに道筋/日建設計とグラフィソフト/パートナーシップを継承・発展
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>日建設計とグラフィソフトは、新たなBIMワークフローの構築を目的に、これまで結んでいた戦略的パートナーシップの契約を継承・発展させることで合意した。2022年までの5年契約となり、日建設計にとってはBIMソフトに加え、クラウドや関連アプリケーションなどグラフィソフト製品すべてを活用できるようになり、BIMを軸とした設計ワークフローの構築を進める道筋が整う。
13年から5年間の契約だった従来のパートナーシップでは、BIMソフト『ARCHICAD』の活用が軸になっていたが、今回はBIMサーバー『BIMcloud』やBIMプレゼンテーションアプリケーション『BIMx』も含めた製品群すべてが活用可能になった。
日建設計の山梨知彦常務執行役員設計部門副統括設計グループ代表は、これまでの戦略的パートナーシップについて「当社におけるイノベーションの重要な役割を果たすことができた」と評価し、新たなパートナーシップでは「次世代の設計プロセスの実現に向けて、有益な協力の範囲が広がることを期待している」と説明する。
グラフィソフトでは、毎年行うARCHICADのバージョンアップで日建設計からの要望を新機能として追加してきた。今回の契約でも日建設計におけるBIMの優先事項をグラフィソフト製品のロードマップに反映するとしており、両社が協業しながら新たなBIMワークフローの枠組みを構築する。
グラフィソフトジャパンのコバーチ・ベンツェ社長は「ここ数年の日本やアジアでの業績拡大は日建設計との協業から作り出したソフトウェアの改善が重要な役割を果たした。今回の新しいフェースで培ったノウハウも同様にユーザーに受け入れられる」と確信している。また、同社は日建設計に続き、他の企業とも戦略的パートナーシップを結び、次世代BIMワークフローの構築を進める方針だ。
残り50%掲載日: 2018年3月28日 | presented by 建設通信新聞