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村野藤吾賞/平田氏の太田市美術館・図書館に
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>村野藤吾記念会(古谷誠章代表)は、第31回村野藤吾賞を平田晃久氏(平田晃久建築設計事務所)の「太田市美術館・図書館」に決めた。授賞式は5月15日に東京都港区の国際文化会館で行う。
審査は、古谷氏と、赤松佳珠子、伊東豊雄、河野晴彦、横河健の5氏が担当。推薦があった15作品の中から7作品を選定。平田氏と齋藤裕氏の「水辺の家」の2作品を「いずれも他に類を見ない村野藤吾賞にふさわしい作品」とした上で、挙手による投票で平田氏が過半の票を得た。
群馬県太田市が太田駅北口前のにぎわいを取り戻すために計画した太田市美術館・図書館は、地上部3層が上部に植栽を施した5つのRC造の構造体(BOX)を、動線となるS造のスロープ状の床(LIMB=リム)が柔らかく取り巻く。BOXはそれぞれが家のようなサイズの矩形で、角度を振りながら寄り添い、内外に魅力的な人の居場所を創出。外周部に巡らされたガラス張りのLIMBをたどれば、BOXのコーナーを曲がるたびに新しい発見があり、小さなまちを歩くような楽しさがある。
残り50%掲載日: 2018年3月30日 | presented by 建設通信新聞