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誤差は±5cm/朝日航洋、高性能レーザー測量で生産性向上
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>朝日航洋は、誤差プラスマイナス5cmという国内初の高精度レーザー機を搭載したドローン「AS-6」を導入した。より正確な測量が求められる土木測量の分野で、従来の写真による測量などでは取得できなかった樹木下の詳細地形の把握や、土砂の堆積量算出などで計測値と実際の値との誤差を減らし、生産性の向上に寄与する。
国土交通省を中心にi-Constructionが推し進められる中、ドローンによる土木測量も急速に普及している。一方で、一般的には写真による測量が主流のため、密集した樹木などの植生下部にある地盤データを取得できないなどの課題があり、樹木下も測れる精度誤差プラスマイナス10cm程度のレーザー機を用いるケースが最近増え始めている。
同社が今回導入した「AS-6」は、従来にない高性能レーザー機で測量することにより、伐採前の起工測量、崩壊地調査などの「差分抽出」において、計測値と実際の値との誤差を減らすことで検証点観測の数や後処理解析が減り、生産性向上が可能になる。今後、自社所有のヘリコプターと融合させることにより、砂防や治山分野など国土保全事業に貢献していくとしている。
残り50%掲載日: 2018年3月30日 | presented by 建設通信新聞