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期間限定で登録料割引/キャリアアップシステム運営協早期申請にメリット
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>国土交通省や建設業振興基金、建設業団体などで構成する「建設キャリアアップシステム運営協議会」は、3月30日の総会で、技能者・事業者の早期の登録申請に対する期間限定での“料金割引”を決めた。早い段階での登録申請にインセンティブを生み出すことが狙い。早期の登録申請が逆に不利に働かないための有効期間の延長(最大で1年間)も行う。 =関連2面
システムの利用によって発生する料金は、技能者の登録料(配布されるICカードの発行手数料)と、事業者の登録料・利用料(管理者ID利用料)など。技能者の登録料は、インターネットによる登録申請が2500円、郵送や窓口での申請による発行が3500円となっている。発行されるICカードの有効期間は10年間。
料金割引や有効期間の延長といった特例措置は、技能者登録と事業者登録のそれぞれで実施する。
技能者は、9月までにインターネットで登録申請した場合に限り通常は2500円の登録料を2000円に減額。初年度である2018年度に登録した場合のインセンティブ(優遇措置)として有効期間の延長という特例措置(有効期間の起算を19年4月に設定)も敷く。
システムの利用期間が限られる、60歳以上のシルバー技能者への特例措置も実施。登録または更新の際の年齢が60歳以上である場合は、ICカードの有効期間を15年に延長。23年3月(当初5年間)までにインターネットによって登録・申請を行った場合は登録料を2000円に割り引く。
一方、登録の有効期間が5年間となっている事業者に対する措置として、技能者と同様に18年度に登録した場合に限って有効期間を延長。システムを利用する際に事業者登録料(資本金別の料金体系を構築)とは別に、必要となるID利用料(1ID=年額2400円)も20年3月までの期間限定で減免措置(1IDを無料)を行う。
今後のスケジュールとして、4月上旬から16年度の補正予算で実施した登録基幹技能者に対する特別講習や、17年度の補正予算で若手技能者をターゲットに実施した特別講習の受講者を対象とする登録申請(先行受付)を開始。この先行登録を皮切りに5月上旬から順次、登録申請を開始していく。
残り50%掲載日: 2018年4月2日 | presented by 建設通信新聞