当サイトについて 採用ご担当者様
会員登録はこちら 求人検索

建設技術者向けNEWS

建設技術者の方が知りたい情報を絶賛配信中
会員登録いただくと無料で閲覧可能です!

  • アジア航測/山岳地向け航空レーザー計測装置/低コストで高密度

     アジア航測は、山岳地に長じた最新型の航空レーザー計測装置を国内で初めて導入。新世代「Laser Bird」として航空レーザー計測サービスを5月から提供開始する。山岳地の多い国土条件にあって、地形起伏の影響を排除し高密度計測を低コストに実現できるのが特長だ。道路・鉄道施設の管理や斜面防災、砂防・治山、森林資源管理などでの活用を想定するほか、低コスト化により、いままで採用されなかった業務での活用も期待している。

     

     同社は、1998年10月からLaser Birdのブランド名で航空レーザー計測サービスを提供している。

     

     10台目となる今回の機器は、カナダのテレダインオプテック社の「ALTM GALAXY(ギャラクシー)T1000」=写真=で、対地高度に反応してスキャン角が常時変化し、計測幅と計測点密度を一定化するダイナミックスキャン機能をもつ。山間地でも飛行コースを減らすことができ、飛行にかかるコストを20%から50%削減できる。

     

     また、最大で毎秒100万回のレーザー照射が可能で、固定翼(セスナ)でも回転翼(ヘリコプター)と遜色ない高密度コリドーマッピングが実現できる上、飛行時間を3割以上短縮でき、天候による機会ロスも減少できる。航空機揺れを補正するための姿勢制御装置を陸上用の航空レーザー計測に導入したのも国内初となる。

     

     より早く低コストに高密度な計測を可能とする新システムは、急峻な地形が多く毎年のように土砂災害や水害などの自然災害が発生しているわが国の安全安心な暮らしの創造に寄与するとともに、作業量が減り、作業効率が向上することで同社にとってもワーク・ライフ・バランスの実現につながるとしている。

    残り50%
    ログインして続きを読む 会員でない方はこちらよりご登録ください

    掲載日: 2018年4月12日 | presented by 建設通信新聞

前の記事記事一覧次の記事