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  • セグメント別市場動向(4月)橋本総業提供

    【パイプ、継手が「晴れ」から「曇り」に】

     

     橋本総業がまとめた4月の「セグメント別市場動向」によると、「パイプ」「継手」がともに「晴れ」から「曇り」に悪化した。「土木」「エネルギー」は相変わらず「雨」が続いている。「土木」は都内案件の動きが鈍いこと、「エネルギー」はZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)採用の低調などが要因だ。

     

     セグメント別の見通しは次のとおり。

     

    ・パイプ=前月に続き、鋼管は市中在庫品薄。ステンレス(SUS)管は値上げ基調。銅管は素材高止まりも製品値上げの見込み。

     

    ・継手=金属継手は遅延物件の着工で実需出始め。SUS拡管式メカニカルはゆるみ防止機能付きを各社が開発。

     

    ・バルブ=半導体関係ほか工場向け納品の好調続く。首都圏の建築物件は横ばい、東海・中部エリアは好調。品薄アイテムあり。

     

    ・土木=本管は前年比低調継続。都内案件は動き鈍い。小径管は樹脂管化が広域的に進み、耐震化敷設替え需要大。

     

    ・化成品=給排水一般汎用配管材の動きは鈍い。樹脂配管材の採用は堅調だが横ばい。

     

    ・トイレ=一体型便器はTOTOが全体で前年アップ。他社は前年割れ。一般便器はやや前年割れ。

     

    ・バス=戸建てタイプはリフォーム需要低迷を主因に全体では前年ダウン。一般ユニットバスは好調を維持。

     

    ・洗面=前月の出荷台数は全体で前年割れ。メーカー別では格差明確化。非住宅物件は前年並み。

     

    ・キッチン=前月に続き出荷台数は全体でややダウン続く。メーカーによる格差も変わらず。

     

    ・給湯=寒波の影響もありガス・石油給湯器は好調。業務用は前年並み。一部メーカーでエコキュートの納期遅延が解消されていない。

     

    ・空調=パッケージエアコンは前年比2%増、ルームエアコンは好調だが、今期は前年割れを予測。

     

    ・換気・送風=住宅用は前年並み、産業用は上向き。熱交換型は引き続き増加。送風機は大空間空調、気流制御など空調連動型が増加。

     

    ・ポンプ=陸上、水中、給水ユニット、増圧ともに堅調。増圧ポンプは初期の更新需要が好調。通年では前年3%減から1%増に。

     

    ・エネルギー=太陽光発電は設置価格の下落で自家消費型の採用増。ハウスメーカーのZEH提案増も採用は低調。

     

    ・照明=新築はほぼLEDに。非住宅の補助金を活用した案件が増加し、事務所・倉庫の取り換えが増加。

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    掲載日: 2018年4月13日 | presented by 建設通信新聞

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