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実力主義志向が増加/「プライベート優先」は7割超/能率協の18年度新入社員意識調査
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>今年度新入社員の意識は、「実力・成果主義志向」が強まる一方で、「プライベートも重視」--。
日本能率協会(中村正己会長)が12日公表した「2018年度新入社員意識調査」で、年功序列よりも実力・成果主義志向が前回調査よりも10ポイント近く増加する一方、プライベート優先も回答の8割近くを占めるなど、自分の生活を大事にする中でも仕事には、やりがいと成長感を重視する傾向が強いことが浮き彫りになった。
調査では、働きたい職場として、▽個人が評価され、年齢・経験に関係なく処遇される実力・成果主義▽競争よりも、ある年代まで平等に処遇される年功主義--の二者択一で質問。「実力・成果主義」を選択した回答割合は、2014年の前回調査の56.4%から65.0%と6割を超えた。また、「プライベート優先」「仕事優先」の二者択一では、プライベート優先の回答が前回調査から10.7ポイント増の75.8%と8割近くを占めた。
一方、働いている会社が「社会の役に立っているかどうかをどの程度重要視するか」については、「とても重要」が60.8%、「やや重要」33.0%を合わせると、9割以上となった。
建設業界でも上場企業を中心に、ESG(環境・社会・統治)の視点で投資や経営を行う考え方が急速に広まっている。新入社員も、所属企業が社会の役に立っていることを重要と考える傾向にあることを示した格好だ。
調査は同協会が行っている新入社員向け公開教育セミナー参加者を対象に実施。352人が回答した。
残り50%掲載日: 2018年4月16日 | presented by 建設通信新聞