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  • ドローン運用/全国規模でサービス展開/ミライト・テクノ/コマツと業務提携

     ミライト・テクノロジーズは、全国規模でのドローン運用サービスを本格化する。他企業とのアライアンスによる多様なサービス展開の第1弾として、コマツと業務提携することで合意した。コマツが5月からサービスを始める「エブリデイドローン」の運用を全面的にサポートする。

     

     ミライト・テクノロジーズは、2017年10月にドローン事業部を立ち上げ、パイロット育成サービスや運行サービスを展開。日本UAS産業振興協議会(JUIDA)認定パイロットの自社育成も進め、自社グループ内で150人以上のライセンス保有者を確保している。

     

     このたび、自社リソースと全国各地の通信建設会社を中心としたパートナー企業との協業により、広域の運用サービス体制を構築した。

     

     コマツのエブリデイドローンは、自動運行する専用ドローンと現場でデータを高速処理するGNSS(衛星測位システム)ベースステーション「EdgeBox」を使い、3次元現況測量データを数十分で生成する新サービス。ミライト・テクノロジーズは、このサービスのエンドユーザーとなる建設会社などに対し、導入研修や機体整備、運行代行などのサービスを提供する。18日に東京都内で記者会見した高畠宏一社長は「コマツとの提携は、われわれとしても大きな一歩になる」と語った。

     

     5月スタート時点で全国に26拠点を整備。順次拡充し、18年度末までにおおむね県域に1カ所のサービス拠点を設ける。全国規模で日帰り対応できる体制を築き、悪天候による急な作業中止などに柔軟に対応する。

     

     同社は、機体提供やメンテナンスサービスも自社で行える体制を完備。今後は測量や建設工事だけでなく、設備点検や災害復旧、農業、観光などの分野でもドローン運用サービスを展開していく方針だ。さまざまなドローンサービス事業者との協業を拡大し、ドローン事業全体で5年後に約10億円の売り上げを目指す。このうち、ドローン広域運用サービスは約3億円を見込んでいる。

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    掲載日: 2018年4月19日 | presented by 建設通信新聞

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