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エアロセンス/UAV専用対空標識/高精度に計測
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>エアロセンス(東京都文京区、谷口恒代表取締役)は、UAV(無人航空機)測量専用の対空標識「AEROBOマーカー」=写真=を提供している。同社が提供する「AEROBOクラウド」と連携することで、マーカー位置の認識から3次元モデルを自動生成し、ICT施工に準拠したUAV測量が容易にできる。
日本初となるGNSS(衛星測位システム)ロガーを搭載し、GNSS測位では最も高精度の計測手法であるスタティック測位を採用した。設置するだけで約1cmの精度で計測できる。
従来のように対空標識を地上測量機器で別途測量しなくても、空撮による標準点計測が行える。小型かつ軽量で現場作業の大幅な軽減に貢献する。一現場に評定点・検証点を最低5個設置することを推奨し、設置数が多いほど精度が向上する。具体的には、マーカーを測量釘で地面に固定し60分間計測する。計測後はUSBケーブルでPCに接続し、計測した観測ログデータを空撮画像と共に「AEROBOクラウド」にアップロードする。マーカー座標と画像中から自動検出したマーカー位置との対応付けをAI(人工知能)で行うことで、3次元モデルが自動で生成される。
同社の嶋田悟取締役事業推進担当は「個人の技量による誤差がなくなり、作業の標準化が図れる」と意気込む。
ことし3月からは、マーカー座標入力時の座標系を緯度経度系にも対応できるようにした。今後は国外で測量を実施する顧客を含め、海外展開を図っていく方針だ。
残り50%掲載日: 2018年5月7日 | presented by 建設通信新聞