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イベント通じ歴史に触れる/多摩川改修100年プロジェクト発足/多摩川流域協議会
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>多摩川流域協議会(澁谷慎一会長)は14日、「多摩川改修100年プロジェクト」の発足式典を東京都府中市の東京自治会館で開いた。1918(大正7)年に国直轄事業として始まり、ことしで100年の節目を迎えるのに当たり、パネル展示やツアーを通じて改修の歴史に触れ、次の100年を考えるきっかけづくりにつなげる。
パネル展示は、「数字で見る多摩川」「アミガサ事件」など9枚のパネルを流域市区町村がリレー形式で展示する。期間は7月から2019年2月まで。
9月から19年1月に実施するエクスカーションツアーは、砂利鉄道の歴史をめぐるものなど3種類を予定。
発足式で澁谷会長(関東地方整備局京浜河川事務所長)は「プロジェクトの成功には、流域自治体の協力が不可欠。ぜひ一体となって盛り上げたい。これを機に、多摩川のこれからのあるべき姿の議論を始めたい」と述べた。
市区町村を代表して阿部裕行多摩市長は「この100年で大きな災害に見舞われなかったのは、諸先輩が築いた治水行政の結果ではないか。安全・安心、流域自治体の交流、育まれた自然と市民の憩いの場をさらに広げたい」とあいさつした。
協議会は京浜河川事務所のほか、東京都や多摩市、世田谷区、神奈川県など流域自治体で構成する。
残り50%掲載日: 2018年5月16日 | presented by 建設通信新聞