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  • 関電工/1台でコンクリ・地盤削孔/アリトン工法シリーズ最新作/軽量小型化

     関電工は、地中小口径管路を非開削で敷設するアリトン工法シリーズの最新作として、「アリトンmini(ミニ)」と名付けた電動式多機能小口径管路推進機を開発した=写真。高性能サーボモーターの採用とプログラミング機能により、高度な回転制御と揺動加振を可能とし、1台の機械でコンクリートと地盤の削孔をできるようにしたことが最大の特長だ。

     

     従来機は、ドリルとモーターを削孔対象に応じて交換し、掘削の角度などもその都度、微調整する手間がかかっていた。アリトンミニは、1台にコンクリートと地盤用のドリル・モーターをそれぞれ搭載。スライドさせてヘッドを入れ替えるだけで、連続してスムーズに作業を行える。

     

     また、軽合金フレームの採用と削孔機の電動・分割・小型化により、人力運搬・設置を可能にした。径750mm以上のマンホールに搬入できる。全長は949mmと1m未満に抑え、狭い坑内でも扱いやすいようにした。適用管径は50-130mmで、施工延長は最長15m。

     

     低騒音・低振動や工事占有面積の軽減といったメリットも生かし、無電柱化工事などに活用していく方針だ。さらに、管路敷設以外にも、地盤改良注入工事や地中アンカー設置工事など、幅広い分野に適用できるという。

     

     アリトンミニは23日から25日にかけて、大阪市のインテックス大阪で開催される第66回電設工業展「JECA FAIR 2018」の目玉企画の1つ、製品コンクールの同社出展品となる。

     

     展示会では設備監視、安全・安心、施工技術・インフラ技術、高品質・高効率、エネルギーサービスのカテゴリーに分け、さまざまな技術や製品を紹介する。アリトンミニのほかには、IoT(モノのインターネット)を活用した故障診断解析技術やバーチャルリアリティーを使った危険体感装置、停複電シミュレーションソフトウェアなどを披露する。

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    掲載日: 2018年5月21日 | presented by 建設通信新聞

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