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外壁タイル/打診調査を省力化/奥村組 支援システム開発
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>奥村組は、外壁タイルの打診調査にかかわる作業を省力化するため、ウェアラブル端末などを使った調査支援システムを開発した。当面は、自社の調査業務に適用し改善していく予定だが、今後、外壁タイルの打診調査の省力化のニーズに応える有効な技術として、積極的に提案していく方針だ。
システムは、携帯性に優れたウェアラブル端末と小型のセンサーなどの機器を使って、調査員が視覚や聴覚によって判別したタイルの異常などの状況を手元のスイッチによる簡単な操作で記録すると同時に、測域センサーで検知した打診棒の位置情報が付加される仕組みになっており、その場で調査結果を図や数量として電子情報化することができる。さらに、記録したデータはCADソフト上で立面図と重ね合わせることや、一般的な表計算ソフトで集計することもできることから、現地調査から報告書作成にわたる一連の作業が迅速化・省力化でき、調査期間の短縮とコスト削減につながる。
システムを構成している機器は汎用的に使用できる記録支援装置で、調達しやすくコスト面でも利点があることから、広く普及展開することが可能としている。
残り50%掲載日: 2018年5月23日 | presented by 建設通信新聞