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  • 積木製作/清水らとVR新シリーズ/施工者の視点で危険体感

     VR(仮想現実)を活用した安全教育コンテンツ事業を展開する積木製作(東京都墨田区、城戸太郎社長)は、清水建設、戸田建設、三機工業と共同で安全体感VRトレーニングの新ラインアップ「建設現場シリーズ」を開発した=写真。3社が専門的な観点から情報を提供し、現場の教育で有効な内容になるまで協議を重ね、完成させた。

     

     シリーズは、VR空間内にいくつも危険個所を設定し、体験者が危険個所を是正できなければ災害に遭うというシステム。体験前に空間内を見渡す時間を設けて、危険予知力の向上を促す内容とした。

     

     具体的には、体験前に危険個所をすべて確認する「危険個所確認」を行い、その後、VRの操作確認、本編の体験、採点という流れを構築した。危険個所確認で学習、本編で「体感」し、採点で「気づき」を与える仕組みとなった。体験にフォーカスした「災害事例個別体感」を備え、代表的な災害を体験できる選択肢を用意した。

     

     コンテンツラインアップは、「可搬式作業台を使用した危険体験」「開口部廻りの危険体験」「外部仮設足場の危険体験」となっている。

     

     今後、既存の顧客を中心にアプローチをかけると同時に、建設業労働災害防止協会のイベントなどにも出展し、既存顧客以外もターゲットを広げていく方針だ。

     

     同社は、20日から22日にかけて東京都江東区の東京ビッグサイトで開かれる「第26回3D&バーチャルリアリティ展」で可搬式作業台を使用した危険体験を展示する。展示会用の特別バージョンとし、講師と受講生が同じバーチャル空間の中を共有しながら、体験する内容とする。

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    掲載日: 2018年6月7日 | presented by 建設通信新聞

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