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天井石膏ボード張りロボ/20年に実用化/積水ハウス
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>積水ハウスは13日、同社の東日本教育訓練センター(茨城県古河市)で「天井石膏ボード張り施工」を行うロボット=写真=と、上向き作業用アシストスーツを着用した施工従事者が作業を行うデモンストレーションを報道陣に公開した。ロボットは2020年の実用化、アシストスーツは年内の導入を目指す。
ロボットは、同社とテムザック(福岡県宗像市、高本陽一社長)が共同で開発した。天井石膏ボードの位置決定と運搬を行う「Carry」と、ビス固定する「Shot」の2台からなり、AI(人工知能)を使い、ロボット同士がコミュニケーションをとりながら、協調作業を行う。一連の作業をロボットに分担させることで、施工従事者の負担軽減が最大7割程度見込めるという。
一方、アシストスーツは、米国のEkso Bionics社が開発した「Ekso Vest」を日本人の体形に合うように改良した。ダイドー(大阪府河内長野市、追田尚幸社長)と同社が共同開発を進めており、導入により施工従事者の負担軽減と現場環境の改善につなげていく。
「ガススプリング」が動力源のため、電力を使用せず、長時間の使用ができ屋外での使用も可能だ。装着による施工従事者への身体的な負担が少なく、快適で安全な作業環境が実現できるとしている。
残り50%掲載日: 2018年6月15日 | presented by 建設通信新聞