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  • 三井住友建設/盛土の進捗 一元管理/ICT建機データを活用

     三井住友建設は、ICT建設機械の「盛土締固め管理システム」と「のり面締固め管理システム」による盛土施工データから、3次元モデルを自動作成するとともに、「盛土施工管理票」の施工管理データを付加して盛土のトレーサビリティーを一元管理するシステム「SMC-GeoCIM」を開発した。北海道で施工中の高速道路の現場で初適用し、省力化と生産性向上の効果を確認した。

     

     同システムは、ICT建設機械に蓄積されたデータを活用したCIMによって、施工日時、施工条件や盛土材料などのデータを読み込み、登録して一元管理する。登録されたデータはシステム上で自動的にひも付けされ、3次元のサーフェスモデルとして随時作成される。また、3次元モデルから各帳票へのリンクも自動作成することができる。これにより、盛土やのり面全体の可視化とトレーサビリティーを可能とした。

     

     特長として、3次元モデルの自動作成と各種施工管理データの自動ひも付けにより、盛土全体の施工状況や進捗度合を一元管理でき、施工管理業務の省力化につながるほか、施工状況を色識別で可視化し、トレーサビリティーと任意個所の情報検索が容易にでき、維持管理業務の効率化が図られる。

     

     今後、盛土のトレーサビリティーの一元管理に加えて、切土の施工管理情報を付加することにより、切盛土工のトータル管理プラットフォームの実現を目指していく。

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    掲載日: 2018年6月18日 | presented by 建設通信新聞

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