建設技術者向けNEWS

　建設業振興基金は１５日、東京港区の同基金内に建設キャリアアップシステムの登録申請書の受付窓口を東京建設業協会と共同で開設した。受付窓口の開設は全国で初めてとなる。今後は７月上旬に全国の１０協会で窓口を設け、年内には３５０カ所程度の窓口開設を予定。順次、受け付け体制を整備していく。

　建設業振興基金の内田俊一理事長は「東京建設業協会の協力をいただいて、全国第一号の窓口として設置することができた。郵便、ネットとあわせて体制が一通りそろったので、本格的に受け付けることができる」と窓口開設の意義を強調。東京建設業協会の松村博専務理事は「建設業振興基金にご指導いただきながら、建設キャリアアップシステムが順調に動くように努力してきたい」と述べた。

　技能者と事業者の情報登録は郵送やインターネットでも申請可能だが、窓口では運転免許証などの公的身分証明書を添付できない人でも登録ができる。開設時間は平日の午前９時から正午まで、午後は１時から５時まで。書類の受け付けは午後４時までとなっている。