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再開発ビルなど解体需要見込む/古河ロックドリルがSRC造向け圧砕機
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>古河重機械工業の中核事業会社・古河ロックドリルは、SRC造構造物の解体用大割油圧圧砕機「Vz-7」を開発し=写真、7月から販売を開始する。都市再開発ビルや大型プラント、老朽化したインフラ設備などの解体工事での需要を見込み、年間20台の販売を目標とする。
油圧ショベルのアタッチメントで同社は、「Vシリーズ」として小割用油圧圧砕機、大割用油圧圧砕機、多機能型鉄骨カッターをそろえている。ただ、SRC造向けのシリーズはこれまでなかった。
ショベルの安定に必要な軽量化のため、3次元CADによる解析技術を駆使して設計したほか、高強度耐摩耗特殊鋳鋼を採用し、重量2590㎏を実現した。アーム先端は、くさび形状の先端歯を装備して対象物を確実につかめるほか、2本のシリンダーで開口幅1050mmまで広げられ、先端破砕力はクラス最大級の990キロニュートンとした。アーム根元に500mmのカッター刃を装備し、350mm角の重量鉄骨鋼材も切断できる。ピストンロッドにはロッドガードを標準装備して鉄筋による損傷を防ぎ、大容量ハイスピードバルブも標準装備して迅速な開閉を可能にした。
定価は1350万円。
残り50%掲載日: 2018年6月27日 | presented by 建設通信新聞