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  • 連載・挑戦!情報化施工i-Construction(69)

    【日本CATが新計測手法を研究中/トラックローダーで現況測量】

     

     前回に引き続き「実践ICT土工」をお休みし、日本キャタピラーの「コンパクトトラックローダー(259D)」を使った現況測量を取り上げる。このトラックローダーは、全長2mほどのコンパクトなデザインの建機で、狭い場所でも施工しやすいのが特徴。同社はこのローダーに360度プリズムを取り付け、トータルステーション(TS)で連続的に座標を観測して、現況測量を行う手法を研究している。先日、秩父にある同社の「D-Tech Center」で、実際の建機を使用した計測実験が行われた。その模様をリポートする。

     

    ▽ローダーにプリズム搭載

     

     同社はこれまでにも、大型のラジコンカーなどにプリズムを取り付けて出来形などを測量する研究を行っているが、今回は履帯付きのローダーでもスムーズに測量できるかを研究した。

     

     ローダーの乗り降りは前から行う。前面にはバケットが付いており、ブルドーザーのような間隔で操縦する建機だ。

     

     実験では、ローダーの屋根部分に測量用の360度プリズムをネジ止めし、地表面からの高さを計測する。TSのデータコレクタに高さとプリズム定数を設定し、連続計測モードで、ミラーが2.5m移動するごとに観測する設定を行った。

     

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    掲載日: 2017年11月14日 | presented by 建設通信新聞

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