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BIM/CIM推進へ課題共有/オートデスク/発注者、コンサル、施工者が意見交換
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>オートデスクは28日、東京都千代田区の東京ガーデンテラス紀尾井カンファレンスでBIM/CIMに関する意見交換会を開いた。発注者、建設コンサルタント、施工者から計80人が参加した=写真。
参加者はグループに分かれてCIM導入ガイドラインの7つのリクワイヤメントに対応するための課題について意見交換するとともに、立場を超えて今後のBIM/CIM推進に必要な要素について議論する場となった。国土交通省各地方整備局のBIM/CIM担当者も特別参加し、課題などを共有した。
開会あいさつでオートデスクの織田浩義社長は「欧州では鉄道事業などでBIM/CIMを使い成果を上げている。日本の建設業では働き方改革が進められ、限られた時間と人員で生産性を向上するための業務改革が喫緊の課題だ。意見交換会でBIM/CIMの効果を実感し、最前線の利活用について話し合える機会になってほしい」と趣旨を述べた。
その後、オートデスクの福地良彦氏が「国土交通省の最新動向と海外におけるBIM/CIMの最前線」をテーマに、CIM活用業務のリクワイヤメント(EIR)、実施提案書(BEP)、実施計画書(MIDP)などを活用した事業プロセスについて解説した。続いて建設会社を代表して大林組の杉浦伸哉氏、建設コンサルタントを代表して建設技術研究所の藤田玲氏が、それぞれの立場からCIMガイドライン一般化への道筋について解説した。
グループディスカッションでは、STEP1として建設コンサルグループと施工者グループの計6グループで課題などを共有した。STEP2では、建設コンサルと施工者をミックスし、分野をまたいで問題点や課題の抽出、解決策の提案などについて幅広く議論した。
残り50%掲載日: 2018年6月29日 | presented by 建設通信新聞