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宇宙滞在技術の研究着手/竹中工務店 食と住環境に焦点
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>竹中工務店は、産学連携による宇宙滞在技術の研究開発に着手する。東京理科大学が設立した「スペース・コロニー研究センター」に参画し、2030年以降の宇宙滞在に必要な技術の研究を進める。同社は居住空間の食と住に関する研究を手掛け、社会実装への取り組みを推進する。
同センターは宇宙開発に向けて閉鎖環境で人間が長期滞在するための技術を研究する開発拠点で、文部科学省の「2017年度私立大学研究ブランディング事業」に採択され、5年で研究技術の実用化を目指している。「事業統括およびスペースQOLデザイン」「スペースアグリ技術」「創・蓄エネルギー技術」「水・空気再生技術」の4チームで構成し、このうち同社はスペースアグリ技術と水・空気再生技術のチームに参画している。
同社は3月、技術研究所に宇宙や南極など未踏領域の研究を進める6人体制の「スペース・フロンティアグループ」を設立した。既にスペースアグリ技術の一部として、キリン、千葉大学、東京理科大学と共同で低気圧下での植物の栽培を実験しており、宇宙航空研究開発機構(JAXA)宇宙探査イノベーションハブの研究提案募集にも採択されている。住環境の研究は東京大学と共同で快適に過ごすための空間づくりを進める。
残り50%掲載日: 2018年7月3日 | presented by 建設通信新聞