建設技術者向けNEWS
建設技術者の方が知りたい情報を絶賛配信中
会員登録いただくと無料で閲覧可能です!
-
長谷工コーポ/IoT活用し熱中症対策/全国7現場でスマートウエア試験導入
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>長谷工コーポレーションは7月から、夏場の作業員の体調管理を目的にクラボウが開発した「スマートフィットforwork」を試験導入した。スマートフィットforworkは、シャツに搭載したIoT(モノのインターネット)デバイスから発信される情報を、クラウドに集約して熱中症などのリスクを分析。結果がリアルタイムで作業員と管理者に報告される。東京をはじめ全国7カ所の作業所に試験導入し、効果を検証する。
スマートフィットforworkは、IoTデバイスを装着したシャツ型のスマート衣料「スマートフィット」から取得した着用者の心拍や体温などの情報と、作業現場の気象情報などを独自のアルゴリズムを使い分析・評価し、熱中症のリスクを明らかにする。情報は作業員のスマートフォンに送信。管理者のパソコンやタブレット端末には熱中症のリスクが高い順に作業員の状態が表示され、作業リスクや体調変化がリアルタイムに把握できる。
試験導入は特に炎天下での作業が多い、鉄筋や型枠などの工事に携わる作業員ら約100人が対象。検証期間は7~11月の5カ月間を予定する。試験導入の結果を踏まえて次年度以降の本格導入を検討。試験期間中に得た各種データはクラボウと共有し、システムの精度向上に役立てる。
長谷工コーポレーションは、今後も作業所でIoT技術を積極的に活用し、作業員の負担軽減と安全性確保に万全を期す方針だ。
残り50%掲載日: 2018年7月4日 | presented by 建設通信新聞