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  • センシンロボティクス/インフラ点検 ロボで代替/業務自動化の展開加速

     UAV(無人航空機)など業務用ロボティクスソリューションを提供するブイキューブロボティクス(東京都渋谷区、出村太晋社長)は、第三者割当増資による12億円の資金調達を行い、1日にセンシンロボティクス(SENSYN ROBOTICS)へと社名変更した。UAVを活用した「リアルタイム映像コミュニケーション」「DRONEBOX」「画像認識/解析」の3事業を柱に、インフラ点検など業務自動化ソリューションの展開を加速させる。

     

     今回の資金調達により、資本金を7億円に増資。人員拡大とともに、多様なロボティクス事業への進出、海外展開などの業務拡大を目指す。

     

     4日に会見した出村社長は「今回の増資を当社の第2創業に位置付ける。鉄塔、橋梁、法面などの設備点検、災害対応、警備監視の事業領域を中心にロボティクスで業務を代替し、圧倒的な効率化と安全確保を実現したい」と抱負を語った=写真。

     

     同社は、UAVで撮影した映像を遠隔地の複数拠点で共有する「リアルタイム映像コミュニケーション」、UAVの自動離着陸、自動充電、データリンク機能を備えたUAV基地により点検など定期業務を完全自動化する「DRONEBOX」、インフラ・設備点検や警備・監視用の機械学習を行い、画像の「認識・解析」事業を展開している。

     

     今後は、自動航行、データ管理、データ連携などを一元管理するUAV業務自動化プラットフォーム『FLIGHT CORE』を8月にもリリースする。鉄塔などを3次元モデル化してデータ付与するシステムや、警備監視用のアプリケーション開発を進め、「特別な知識や技術がなくてもUAVによる業務自動化を簡単にこなせる」(出村社長)ように技術開発を進める。

     

     課題先進国である日本で確立したソリューションの海外展開を目指すとともに、他のロボティクス領域でのソリューション展開を図る。

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    掲載日: 2018年7月5日 | presented by 建設通信新聞

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