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連載・建設技術者 確保に向けた羅針盤(4)
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>【アンケート調査から見る転職意識(1)】
今回は、当社が昨年独自に実施した建設技術者を対象とする「転職意識に関するアンケート調査」の結果から興味深いポイントをご紹介する。
■現在の会社で不満を感じていることのトップは「給与」であるが、「仕事内容」「人事評価やその手法」「仕事環境」も大きな不満ポイントになっている。
「現在(または直近)の勤め先で不満に感じている点」という質問への回答を見ると、「給与」が不満だという人の比率が42%で最も高くなっているが、次いで、「仕事内容」が28%、「人事評価やその手法」と「仕事環境」がともに25%となっており、給与以外への不満も多いことが分かる(=図表(1))。
年齢層別にみると、「給与」を不満に感じている点としてあげた人の比率は34歳以下の若手層で最も高く58%、次いで35-44歳で47%、45-54歳で29%と徐々に比率は低下するが、55歳以上は43%に上昇し、シニア世代において「給与」への不満が再び高まっていることが分かる。また、34歳以下の若手層では「労働時間」を不満ポイントとしてあげる人の比率が33%と、他の年齢層と比較して格段に高くなっており、若手建設技術者においては少ない休日や多い残業時間が大きな不満ポイントになっていると言える。
このように、現状の会社に対する不満のポイントは年齢層によって違っており、人材の採用や定着を図るには、年齢層による意識の違いを理解して対策を打つことが重要になると考えられる。
(ヒューマンリソシア総研)
残り50%掲載日: 2018年7月5日 | presented by 建設通信新聞