建設技術者向けNEWS

　アイネットは、「Ｄｒｅａｍ　Ｄｒｏｎｅ」として展開する「ドローンＩｏＴプラットフォーム事業」の新たなサービスとして、建設業界向けにＵＡＶ（無人航空機）とクラウド型ＢＩＭを軸にした「先端建設プロセスレンタルサービス」の提供を開始する。

　同サービスは、「情報インフラ」としてｉ－Ｃｏｎｓｔｒｕｃｔｉｏｎデータストレージ、ＢＩＭ／ＣＩＭマネジメントプラットフォーム、ＵＡＶ測量訓練、ＢＩＭ／ＣＩＭ教育、運用ルールの整備を担う「運用ノウハウ」、これらを支える「高度人材」、測量機器からＩｏＴ（モノのインターネット）建機など「ハードウェア」の４つのレイヤーから構成する。

　同社は次世代クラウド基盤「Ｎｅｘｔ　Ｇｅｎｅｒａｔｉｏｎ　ＥＡＳＹ　Ｃｌｏｕｄ」上で稼働するＮＶＩＤＩＡ社製仮想ＧＰＵテクノロジーを採用した「ｖＧＰＵ－ＶＤＩクラウドサービス」などデータストレージとともに、千葉県君津市のドローン飛行場「Ｄｒｅａｍ　Ｄｒｏｎｅ　Ｆｌｙｉｎｇ　Ｆｉｅｌｄ」を増設し、運用ノウハウなどの教育サービスを提供する。

　また、現在ペーパレススタジオジャパン、アクティオと共同で、千葉県内の「アクティオ八街工場新築工事」においてＵＡＶの自動航行による３Ｄ工事進捗モデル「ＡｒｃｈｉＳｙｍｐｈｏｎｙＶＢＰ」による施工ＢＩＭの実証データ取得に取り組んでいる。

　今後は、得られた実績を基に順次サービスを提供していく。