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新国立競技場/屋根工事が本格化
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>2020年東京オリンピック・パラリンピックのメイン会場として建設が進む新国立競技場。日本スポーツ振興センター(JSC)は18日、屋根工事が最盛期を迎えている建設現場を報道機関に公開した。「国産木材の利用による世界に誇れるスタジアム」として、鉄骨と木材を組み合わせたハイブリッド構造を採用した屋根工事は、根元鉄骨が完了し、その先に3つのユニット鉄骨を取り付ける工事を進めている=写真。16年12月の着工から20カ月。「工事全体の進捗率は約4割。計画どおりに進んでいる」(JSC)。
長さ約60mの屋根は「和」の伝統デザインを取り入れたシンボル的な存在。地上で組み立てた鉄骨を大型クレーンで吊り上げて設置する。工事は、根元鉄骨の先に取り付ける3つのユニット鉄骨のうち、全108ユニットの「ユニット1」が20、「同2」が15を設置した。「同3」は全36のうち2スパンほどが終了している。「工事は19年5月中ごろに終える」(同)。屋根全体で重さ約2万t。木材の全体使用量は2000m3程度となる。そのほか内・外装などが進む現場の作業員数は約2000人。今後、3000人以上に拡大する。大成建設・梓設計・隈研吾建築都市設計事務所JVの設計施工で、19年11月の全体完成を目指す。
残り50%掲載日: 2018年7月19日 | presented by 建設通信新聞