建設技術者向けNEWS
建設技術者の方が知りたい情報を絶賛配信中
会員登録いただくと無料で閲覧可能です!
-
清水建設/AI搭載自動搬送ロボ、建築現場で実機検証/18年後半にも本格運用
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>清水建設は、自律型ロボットを導入した新たな建築生産システムの構築に向け、人工知能(AI)を搭載した自動搬送ロボット「ROBO-CARRIER」を東京都内の建築工事現場で試験運用する。レーザーセンサーなどで自己の所在位置や対象物を認識しながら資材を所定の位置に自動搬送する。今後都内の数カ所の現場で実証しながら実機の生産を進め、来年後半に本格適用する予定だ。
同社は、溶接、天井、搬送の三つの作業に自律型ロボットを導入する次世代型建築生産システム「シミズ スマート サイト」の構築を進めている。各ロボットはタブレット操作によりロボット統合管理システムから送信される作業指示に基づいて自律的に稼働し、作業の省力化による生産性向上が期待される。
このうち今回実証を行うROBO-CARRIERは、現場に搬入された資材を同じフロア内で移動・搬送する水平搬送用ロボット。機体上部のレーザーセンサーで取得した躯体などの位置情報とBIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)データを照合して自分の所在位置を認識。機体下部の障害物検知用レーザーセンサーと、距離測定用2眼カメラの情報を合わせて自ら走行ルートを選択して、指示された作業場所まで資材を自動搬送する。
残り50%掲載日: 2017年11月17日 | presented by 日刊建設工業新聞