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技能者求人/縁故、紹介が7割/国交省 調査信用度の高さに利点
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>国土交通省は、円滑な施工を確保する観点から、直轄工事の受注者(元請企業)と、その下請企業を対象に、従事する技能労働者の確保や求人の方法に関するアンケートを実施した。
求人方法で多いのはスカウト(27%)や、縁故(22%)、協力関係にある会社からの紹介(18%)など。こうしたいわゆる“自力”での採用活動が約7割と大勢を占める。ハローワーク(27%)を活用しているとの回答は全体の3割ほどだった。
特にスカウトや縁故、協力関係にある会社を通じた紹介といった自力での採用活動は、9割を超す確率で採用(確保)までこぎつけることができている。
ハローワークや 民間の求人誌が人材を 確保するための手段の1つとして認識されている一方で、それぞれの企業にとって、縁故や協力関係にある会社からの紹介は「人材に対する信用度が高い」「技能を持った人材を確保できる」という利点もあるようだ。
調査は、各地方整備局などが発注した工事のうち、一般土木AまたはB等級の工事、同CまたはD等級の工事、橋梁上部工事、プレストレスト・コンクリート工事、アスファルト工事の5つの工事種別を対象にことし8月から9月にかけて実施した。元請企業を通じて、下請企業にもアンケート票を配布。52工事(現場)の492社から回答を得た。
アンケートの結果によると、調査の対象となった技能労働者(約1万人)のうち、約9割が「常用雇用」(定義=1年以上の期間を定めて雇用されている労働者)の雇用形態だった。
残り50%掲載日: 2017年11月17日 | presented by 建設通信新聞