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  • DIVERSITY働きかた・安藤ハザマ/末吉配水池更新工事

    【多能工化で生産性向上/協力会社との信頼が不可欠】

     「ほとんど『赤』の無いカレンダーで働いていた昔のことを考えると、1日も早く週休2日を実現したい」。横浜市で末吉配水池更新工事を進める安藤ハザマの丸山弘行所長の休日確保にかける思いは強い。閉所日の増加には工期や賃金など多くの課題が存在するが、「この10年間で業界は激変した。状況の変化に対応したアイデアを出していく」と、働きやすい現場づくりを積極的に推進している。現場を変えるかぎとなるのは、技能労働者の多能工化の推進だ。 末吉配水池更新工事では、1955年に完成した川崎市上下水道局の配水池を更新する。約40万人への給水を継続しながら施設を撤去・築造するため、2池ある配水池の片方を稼働させながら交互に新しい池を構築している。施工は安藤ハザマ・大豊建設・若築建設・村本建設JVがDB(設計施工一括)方式で担当している。

     

     現場が住宅街の中心に位置することもあり、安全や騒音・震動など周辺環境に配慮すべき要素は多いが、業務量が増えても毎月第2、第3土曜日は閉所し、4週6閉所の工期設定は着工当初から継続している。週末の閉所は年配の技能労働者には「体を休められる」と歓迎する一方で、家庭を持つ技能労働者を中心に「より稼げる現場、企業へ行ってしまうこともある」と明成建設土木部の嶽裕司取締役所長は指摘する。それぞれの技能労働者によって現場に求める待遇の差を強く感じている。

     

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    掲載日: 2017年11月17日 | presented by 建設通信新聞

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