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読み切りコラム④平成29年度の建築士試験について

平成29年度の建築士試験について

今回は「建築士」についてご紹介します。

 

一般住宅や店舗、公共施設、学校、空港などあらゆる建築物の企画・設計、工事監理などの業務を行うために必要な資格が「建築士」です。
「建築士」には、一級建築士、二級建築士、木造建築士の3種類があり、それぞれの資格により設計・工事監理できる建築物に違いがあります。

資格取得のメリット

・ 一級建築士の資格を取得すると、延べ面積が500㎡を超える学校、病院、デパート等、鉄筋コンクリート構造で、延べ面積が300平米を超えるものなどの設計・工事監理をおこなうことができます。
・ 二級建築士の資格を取得すると、延べ面積が500㎡未満の学校、病院、デパート等、木造の住宅、小規模な鉄筋コンクリート造などの建物(延べ面積300㎡以内のもの)などの設計及び工事監理をおこなうことができます。
・ 木造建築士の資格を取得すると、木造建築物で延べ面積が300㎡以内、かつ2階以下のものを設計・工事監理ができます。
・ 一級建築士、二級建築士、木造建築士は、一般建設業(小規模工事)における建設工事の施工の技術上の管理をつかさどる「主任技術者」となることができます。
・ 一級建築士は、特定建設業(大型工事)における「専任技術者」、施工の技術上の管理をつかさどる「監理技術者」になることができます。

 

*発注者から直接請け負った1件の工事代金について、 4,000万円(建築一式工事の場合は6,000万円)以上となる下請契約を締結する場合は特定建設業の許可が必要です。それ以下の金額の場合は一般建設業の許可でOKです。

転職希望者の18.4%が1級建築士の資格を保有

弊社が、ヒューマンリソシアキャリアエージェントに転職希望として登録のあった建築技術者を対象に実施したアンケート調査から、建築士の資格取得状況を見ると次のようになります。

 

一級建築士の保有率は18.4%であり、前回ご紹介した施工監理技術者よりも高い保有率になっています。

 

 

■平成29年度の試験スケジュール

 

*詳細は、公益財団法人建築技術教育普及センター(http://www.jaeic.or.jp/shiken/index.html)をご参照ください。

 

■試験の受験者数と合格率

 

 

 

 


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