不動産営業とひとくちに言っても応募先の企業の業務範囲によって求めるスキルや経験は異なります。応募先に応じたアピールと書き分けが必要です。
この記事で解説する職務経歴書のWord形式テンプレートをご用意しました。ダウンロードし、ご自身の情報で書き換えていただければ、すぐにお使いいただけます。解説を読みながら記入していきましょう。
この記事で解説する職務経歴書のWord形式テンプレートをご用意しました。ダウンロードし、ご自身の情報で書き換えていただければ、すぐにお使いいただけます。解説を読みながら記入していきましょう。
まずは一番基本的なタイトル、作成日、氏名を最初に書いてください。特にタイトルは経歴書の内容にばかり気を取られてしまうため、忘れがちです。
作成日も常に更新するようにしましょう。作成した日と提出する日が離れてしまうと、かなり前の日付で提出してしまいがちです。そのため、職務経歴書のファイルを開くたびに日付を確認する、などの癖をつけるようにしてください。
氏名は、名字と名前の間に空白を入れ、本籍と同じ漢字を使って書きます。
これまでどのような企業に在籍し、その中でどのような業務を中心に担当してきたかを簡潔に分かりやすく書いてください。
そして、その中でどのような実績を残してきたかについても、なるべく数字で分かりやすくアピールするようにします。
また、マネジメント経験があれば、どのような立場でどのくらいの規模のチームのマネジメントをしてきたかを忘れずにアピールしましょう。
職務要約文面サンプル
株式会社○○○○○に入社後、××年、中古不動産の買い取り、再販、売買仲介営業職に従事。
反響営業・新規営業を担当し、不動産業者、金融機関への物件紹介、バリューアップ計画や販売計画の立案などを行う。xxxx年からは主任として部x名のマネジメントにも従事。チーム全体で売上目標に対してxxx%の実績を残す。
これまで在籍した会社を時系列順に並べ、その会社の中での担当業務、あげてきた実績を書いていきます。 まずは会社の規模や事業内容について触れます。資本金や売上高などもきちんと調べ、分かる範囲内で書きましょう。
そして、その会社の中でどのような業務に携わってきたのかをできるだけ具体的に書きます。業務内容は自分がアピールしたいものを上から順番に並べていきます。主な顧客の種類、新規顧客か既存顧客か、数字で表せる実績などを記載すると、これまでのあなたの営業スタイルがイメージしやすくなります。
会社概要をわざわざ調べて書くのは手間に感じるかもしれませんが、採用担当者は企業の規模によってあなたの前職での働き方を判断するため、会社概要は重要な項目です。会社の規模によって社内の雰囲気や任せられる仕事内容は変わりますので、それを判断材料の1つとして自社の社風や働き方、仕事内容に合致するかを考えます。
企業名と事業内容、資本金、売上高、従業員数、本社所在地に加え、上場企業の場合はその旨も記入します。
職歴文面サンプル
20xx年xx月~現在 株式会社○○○○○ | ||
---|---|---|
事業内容:収益不動産事業、総合居住用不動産事業、アセットコンサルティング事業、プロパティマネジメント事業など 資本金:x億x千万円(xxxx年度) 売上高:x億x千万円(xxxx年xx月) 従業員数:xxx人 上場:東証スタンダード |
正社員 として 勤務 | |
20xx年xx月 ~ 現在 |
○○営業所 / ○○部 役職:主任(xxxx年x月より/マネジメントx名) |
|
【業務内容】 ・反響・新規営業 ・不動産業者、金融機関に対しての電話、訪問営業 ・紹介物件の現地調査、事業計画立案 ・購入契約、決済業務 ・バリューアップ計画立案 ・販売計画立案 ・不動産業者、金融機関へ物件紹介営業 ・販売契約、決済引渡し業務 ・部下x名のマネジメント 【担当エリア】 ○○区、○○区 【取引顧客】 不動産業者・金融機関:担当社数xx社 【営業スタイル】 新規(xx%):電話、訪問営業、DM 既存(xx%):定期的な情報提供、提案、アフターフォロー 【実績】 xxxx年度 個人予算達成率xxx%(売上x,xxx万円、粗利x,xxx万円、社員xxx人中x位) xxxx年度 個人予算達成率xxx%(売上x,xxx万円、粗利x,xxx万円、社員xxx人中x位) xxxx年度 チーム予算達成率xxx%(売上x,xxx万円、粗利x,xxx万円、社員xxx人中x位) |
PCスキルについては、どのようなソフトをどのレベルまで使えるのかを具体的に書いてください。営業職の場合だと、Word、Excel、PowerPointをどれくらい使えるのかをアピールすると良いでしょう。実際の業務に関連する内容でどのようなことができるのかを記載してください。
また、資格は資格取得年月日と正式な資格名を書くようにします。その際には取得したことがきちんと証明できるもののみを記載してください。
PCスキル・資格文面サンプル
PCスキル
アプリ | 習熟度 |
---|---|
Word | 報告書、見積書、礼状などの社内外文書が作成できるレベル |
Excel | 関数の使用やデータ表が作成できるレベル |
PowerPoint | 会議資料が作成できるレベル |
資格
資格名 | 取得・合格年月 |
---|---|
普通自動車第一種運転免許 | xxxx年xx月取得 |
宅地建物取引士試験 | xxxx年xx月合格 |
自己PRでは、どのような点を重視して営業を行い、その結果どういう実績を上げたかについて書きましょう。そうすると、採用企業はあなたの人物像をイメージしやすくなります。実績は数字でアピールできるもののみに絞ります。
また、求めている人材は企業によって違うので、その企業が求めている人材になるべく近くなるような強みをあなたの経験の中から見つけ出してアピールしていきます。
顧客との距離を縮めるための営業力
法人営業を行う上で、xxxxxxxを行ったことで、1カ月でx件(営業所内順位x位/x人中)という目標を達成。 特に工夫したことは、顧客との関係性構築です。顧客との距離の詰め方に関して、相手の温度感に応じて、段階を踏み顧客の要望を正確に吸い上げました。 顧客の要望に合わせたバリューアップ計画のパターンを複数用意するなど、想定される要望に合わせ、柔軟な対応を意識したことで、目標達成に繋がったと自負しております。
部下の育成を中心としたマネジメント力
xxxx年に主任に昇進。x名の部下のマネジメントに従事いたしました。 人を育てることが企業の発展につながると考え、業務経験の浅いxx人の部下の指導、育成に励んできました。 指導にあたって、過去の成功事例を基にした定期的な勉強会や営業同行、トークスクリプトのフィードバックに注力。結果として、営業所全体の営業力向上につながり、xxxx年にはチーム全体で目標達成率xxx%を記録しています。
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