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多種多様な「プラント」の建設・管理はそれぞれノウハウが異なり強みを持つ企業も異なります。そんなプラントエンジニアリング業界の主要企業をご紹介します。

工場設備一式のことを「プラント」と言い、産業系、化学系、環境系とプラントには様々な種類があります。発電所の設備一式も食品工場や下水処理場の設備もすべてプラントと呼ばれるのです。

プラントエンジニアリング業界には様々な新規プラントの立ち上げを行う企業もあれば、特定の種類のプラントに特化した専業プラントエンジニアリング企業も存在します。

その中でも、本記事でご紹介する国内大手5社「日揮」「千代田化工建設」「栗田工業」「東洋エンジニアリング」「東芝プラントシステム」がプラントエンジニアリング業界を牽引しています。

プラントエンジニアリング業界の現状と展望

様々な面で私たちの生活の基盤を支えるプラントエンジニアリング業界ですが、気になるのは直近の業績と今後の展望かと思います。

 

過去におけるプラントエンジニアリング業界の規模の推移をみてみると、平成17~19年まで業界は拡大を続けていましたが平成19~22年までは減少、そして平成22~27年までに業界規模は再び拡大しています。

 

こういった業界規模の縮小・拡大の傾向は国内のみならず、海外からのプラント需要に左右されます。例えば、平成17~19年までに業界規模が拡大した背景には、当時世界的にエネルギー価格が高騰し、中東でエネルギー需要が高まったという事情があります。

 

このように、プラントエンジニアリング業界は世界情勢に大きな影響を受ける業界です。2020年10月現在、プラント業界全体の業績は下降気味ではありますが、今後はプラントのメンテナンス業務を行いつつ、海外を拠点として事業拡大していく事が予測できます。

 

また、プラントエンジニアリング業界の3強「日揮」「千代田化工建設」「東洋エンジニアリング」の今後の課題は共通して「安定した収益が得られる体制の確立」で、LNG(液化天然ガス)以外の分野に注力していく必要があります。

 

社名 売上高 経常利益 従業員数
日揮株式会社 4,808億900万円 223億6700万円 7,607人
千代田化工建設株式会社 3,859億2,500万円 186億4,400万円 4,662人
栗田工業株式会社※2 2,648億4,500万円 226億9,100万円 6,737人
東洋エンジニアリング株式会社 2,190億9,400万円 24億6,700万円 3,991人
東芝プラントシステム株式会社(上場廃止)※3 2,442億3,900万円 223億2,400万円 4,319人
※2019年3月期の各社有価証券報告書より作成、数値はすべて連結ベース
※2 栗田工業の数値は日本会計基準による
※3 上場廃止のため、数値は2019年3月期のもの

 

それでは、プラントエンジニアリング業上位5社の傾向と特徴をチェックしていきましょう。

日揮株式会社

売上高 経常利益 従業員数 平均年齢 勤続年数 平均年収
4,808億900万円 223億6700万円 7,607人 45.7歳 18.6年 864.9万円
※2020年3月期の有価証券報告書より作成
※平均年齢・勤続年数・年収は単体。他は連結ベース

日揮は業界最大手の国際的な総合エンジニアリング会社で、石油や天然ガス、再生可能エネルギーなど幅広い分野において実績があります。また、総合エンジニアリング業界の中では創業年数、売上高、純利益すべてが圧倒的ナンバーワンです。

 

プロジェクト遂行実績は80ヶ国20,000件以上に上り、売上高は海外で80%、国内で20%を占めており、グローバルな活躍をみせています。創業当初から新しい領域への挑戦に積極的であったことから、プラントエンジニアリング業界のなかでも海外への事業展開が早く、強みを有します。

 

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EPC事業、機能材製造事業をビジネスの中心としていますが、今後は新たな領域でも事業展開していく事が予想されます。

 

※EPC事業…設計(Engineering)・調達(Procurement)・建設(Construction)の頭文字を取ったもので、エンジニアリング企業が展開する主要事業のことを指します。

 

日揮株式会社の求人はこちら

 

千代田化工建設株式会社

売上高 経常利益 従業員数 平均年齢 勤続年数 平均年収
3,859億2,500万円 186億4,400万円 4,662人 41.3歳

12.7年

847.8万円
※2020年3月期の有価証券報告書より作成
※平均年齢・勤続年数・年収は単体。他は連結ベース

千代田化工建設は国内2位の総合エンジニアリング会社で、水素に関する技術開発に強みを持ちます。水素の大量輸送・貯蔵を可能にする「SPERA水素」技術は国内外から注目を浴びており、2020年にはブルネイで製造した水素を日本に輸送する実験を計画しています。

 

プロジェクト遂行実績は世界60ヶ国以上。売上構成比は海外で65%、国内が35%となります。売上高の55%をLNGプラントが占めており、その実力は世界有数です。

 

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国内2位を誇るエンジニアリング会社ですが、2016年から2019年まで赤字が続き、もともと40%であった自己資本比率が2020年には一桁台まで落ち込んでいます。2020年3月期は黒字転換を果たしたものの、今後も早急な資金調達とともに、受注が拡大してきた再生可能エネルギー分野を軸に経営を安定させる事が課題となりそうです。

 

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