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プロジェクトマネジメントとは?必要な資格と合わせて解説

非常に多くの人が関わる建築工事で、同じ方向を向かせ、目的を達成するための旗振り役である「プロジェクトマネジメント」の仕事をご紹介いたします。

建築工事の一連の事業は、数ある事業の中でもとりわけ多くの人が関わる事業です。それもそのはず、建築に必要とされる各作業は徹底的に細分化され専門化されているからです。そんな多くの人が入れ替わり立ち替わり目の前の作業を行いつつも、建築工事という同じ目的を達成するには事業の旗振り役であるプロジェクトマネジメントの仕事が必要不可欠となります。
本記事では、そんな建築におけるプロジェクトマネジメントの仕事をご紹介いたします。

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プロジェクトマネジメントとは?

建築におけるプロジェクトマネジメントは発案から運用までのプロジェクトにおいて、工程、品質、コスト、発注を管理することを指します。

古くから日本では発注者が施工会社であるゼネコンを信頼して工事全体を任せる一括請負が一般的でした。しかし、不透明性などが顕在化したことやアメリカで生まれた「PM方式」の導入により、第三者視点の専門家によるプロジェクトマネジメントが生まれました。

プロジェクトマネジメントの仕事内容

建築事業のプロジェクトマネジメントは、発案から建築物の運用開始までの一連の流れ全てに関わり、事業を成功に導くことが仕事になります。各工程での関わり方をご紹介します。

1.企画発案

どんな建物を建てるか、何のための建物を建てるか、予算はどれほどか、大きな方向性を示す重要なフェーズです。プロジェクトマネジメントの仕事としては、周辺環境や予定地における法令や条例はもちろん、利用者や建築後の周囲との関わり方などのリサーチといった形で関わりをスタートします。

2.設計

企画発案した概要を少しづつ実際の建築となるように形作っていきます。建築主と設計事務所が打ち合わせを行い設計を進めますが、それが妥当かどうかをマネジメントする役割となります。設計段階で決定していく建物の仕上がりや機能、商業施設であれば収益、またはコストのレビューという形で事業に関わっていきます。

3.発注

設計が終わったら工事業者を選定し発注します。業者選びが建築工事の仕上がりやコストに大きく影響するため、発注段階におけるマネジメントの役割は大変重要です。また発注時における透明性を確保しつつ公平な立場で選定、入札、発注のマネジメントを行います。

4.施工

大規模な建築物の場合、施工は一般にゼネコン(総合建設業)が行います。ゼネコンの施工計画が適切か、周囲への配慮、工程やコストの妥当性、作業員の安全性などマネジメントしていきます。大規模な工事であればあるほど建設におけるコストや工程の変動は大きくなるため、事業成功に導くためには重要なフェーズとなります。

建物が竣工したあとは運用開始となりますが、大規模な建築に重要な管理計画を計画することが建築が価値を保つために重要な要素になります。場合によってはこのようなメンテナンスプログラムのマネジメントも行います。

「PM方式」とは?

「PM方式」とは、建築工事に関わる「発注者」「設計者」「施工者」以外の第四者として発注者と共に良い建築事業とするためプロジェクトマネジメントする手法のことを言います。

発注者である建築主からしてみれば大規模な建築事業を行う知識や経験が十分でないので、設計者や施工者の提案に依存するばかりです。そこでPM方式では第四者の専門家が事業全体のプロジェクトマネジメントを行い、建築主と二人三脚で事業を成功に導きます。

なるべく少ないコストで良い建物を建てたい建築主、良い建築物を作りたい設計者、建設で利益を生み出したい施工者、この相反する3者を建築主に寄り添いながらまとめることは容易なことではありません。しかし、わかりづらい建築のノウハウが設計者や施工者だけにあることを防ぐことは、発注者としては心強い存在です。

携わるために必要な資格は? 学べる学科は?

建築事業全体の概要を抑え、各分野を横断するための知識や経験が必要なプロジェクトマネジメント。
やはり必要な資格として建築の法律に精通する「一級建築士」が必須です。細分化された全体を俯瞰し、時には細部にまで目をやる必要があるので各フェーズでの実務経験があるとリスク回避による危機管理能力が高まります。

プロジェクトマネジメント業務の研究はまだ浅いため、それを専門に学べる研究機関などはあまりなく、企業内で実務的に学んでいくことになります。

プロジェクトマネジメントの転職は建設転職ナビにお任せください!

建築事業という地図に残る大きなプロジェクトの旗振り役であるプロジェクトマネジメントは、多くの職種や人を事業の成功に導くやりがいのある仕事です。第四者視点から発注者を補助するには多くの経験や知識、コミュニケーション能力が必要となりますが、その分責任感と達成感のある魅力的な仕事です。

仕事内容の特性上、多くの知識や経験が必要なため、キャリアをかけて成長し続けられる点は仕事を生活の中心に置きたい人にとってはうってつけです。発注者の側に立ち、建築と周囲が作る良い環境、未来を描く手助けをする、やりがいある仕事です。

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