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一級建築士とは?試験や仕事内容から二級建築士との違いまで解説

建築士の中でも、一級建築士は学校や病院など、様々な建造物の設計が可能です。一級建築士とはどういう職業なのか、仕事内容、一級建築士でなければ扱えない建造物まで、一級建築士についてご紹介します。

一級建築士とは、国土交通大臣から認可を受けた国家資格です。家屋、学校や体育館、商業施設や病院など、ありとあらゆる建造物の設計をします。街や村など人々の生活を豊かにしていく、私達には欠かせない大切な仕事を担っています。 安全性を考慮して建物の設計図を書き、それを元に工事を進めていきます。

試験の受験資格の面でも、二級建築士では、建築学部などで履修科目を学んでいれば実務経験がなくても受験資格を得ることができるのに対して、一級建築士の場合は実務経験がないと受験資格を得られないという決まりがあります。十分な経験を積み、高い知識を持ちあわせている人だからこそ、一級建築士になれるのです。

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一級建築士の仕事内容は?

一級建築士の仕事内容は、大きく分けると「設計業務」と「工事監理業務」の2つがあります。

設計業務

一級建築士は取り扱える建築物の規模が大きいため、二級建築士や木造建築士と比べて設計業務の内容も高度かつ多岐に渡ります。
設計業務は「構造設計」「設備設計」「意匠設計」の3つに分けられます。

◆構造設計
建物の土台となる基礎や柱や梁の太さ、鉄筋の本数などの骨組みを設計することで、地震、台風、荷重などに対する建築物の安全性を確保します。

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◆設備設計
建物を利用する人が快適に過ごせるように室内環境の為の設備を設計することを指します。主に「配管空調設備」、コンセントや照明を配備する「電気設備設計」、給排水などの「上下水道処理設備設計」が挙げられますが、プラントなどの大きな施設を担当する場合は「工場配管設備設計」「排煙脱硫装置設計」なども含まれます。

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◆意匠設計
建築物を美しくデザインする業務になります。
内観、外観、構造、配管のすべてを踏まえた上で、実用性とデザイン性に対応した設計を行います。 敷地条件や法的制約、周辺環境との調和なども考慮する必要があり、豊富な知識と経験が必要となってきます。

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工事監理業務

建築士の業務は、設計をしたら施工者に工事を任せて終わりというわけではありません。 設計図通りに工事が進行しているのかを確認しながら建築していく必要があります。 これを「工事監理」と言い、建築士法では、建築士の独占業務として定義されています。

建築物の用途、構造、高さ、規模等に応じて、それぞれの建築士が工事監理を行うこととなります。 工事監理業務は一級建築士だけでなく二級建築士、木造建築士も行いますが、それぞれが行う工事監理の範囲が定められています。
一級建築士の場合は扱える建築物に制限がないという特徴があります。

一級建築士が設計・工事監理できる範囲

一級建築士は、一級というだけあり、建築できる建造物に制限がありません。
法律で、一級建築士が取り扱うことができる建築物には以下の決まりがあります。

  • 学校、病院、劇場、公会堂、集会場、百貨店などの施設で、延べ床面積が500平方メートル以上ある建造物
  • 鉄筋コンクリート、鉄骨造、石造、無筋コンクリート造、コンクリートブロック造、レン瓦造であり、延べ床面積が300平方メートル、高さが13mもしくは軒の高さが9m以上ある建造物
  • 木造であり、高さが13mもしくは軒の高さが9m以上の建造物
  • 延べ床面積が1000平方メートルを越え、階数が2階以上の建造物

以上が一級建築士でなければ携われない建築物ですが、ひらたく言えば、一級建築士が取り扱えない建造物はありません。

一級建築士でなければ扱えない建築物

具体例を挙げると、学校、病院、劇場、観覧場、公会堂、集会場、映画館、百貨店などの大規模な建造物は、一級建築士にしか取り扱うことができません。

二級建築士や木造建築士は扱える建築物に制限があるため上記の建造物は扱えません。
しかし、一級建築士は建造物の面積・高さに制限がないため、大小様々な建築・設計に携われるのです。

二級建築士や木造建築士との違い

一級建築士は全ての建造物を扱えるのですが、二級建築士や木造建築士は、建物の構造や高さ、面積により、建築できる建造物に制限があります。

一級建築士と二級建築士の違い

二級建築士は、主に戸建住宅などの小規模な建造物のみを設計・建築できます。
具体的に言いますと、「鉄筋コンクリート造・もしくは鉄骨造であり、延べ床面積が30平方メートル~1000平方メートルの建物。高さが13mもしくは軒の高さが9mを越えない建物」であれば設計が許されています。

家屋や住宅を担うのが二級建築士だとすれば、一級建築士は商業や国規模の建造物を担う建築士だと言えます。

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一級建築士と木造建築士の違い

木造建築士においては、木造の建物かつ2階建てまでの建物しか取り扱うことができません。

それと比べて一級建築士は高さにも構造にも制限がないため、学校や病院、商業施設など大規模な設計・建築に携わることができます。

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二級建築士と一級建築士、どちらを目指すべき?

二級建築士に向いている人

二級建築士は主に戸建住宅などの小規模な建造物を扱いますので、住宅を専門に設計したい方には二級建築士の資格取得をオススメします。

学校や病院などの大規模な建造物の設計はお客様が不特定多数なので利用者をイメージしにくいのですが、住宅設計の場合は一人ひとりのお客様と密に関われる魅力があります。
お客様を近くに感じながら設計をしたい方には、二級建築士が向いているでしょう。

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一級建築士に向いている人

一級建築士は主に商業施設や国を代表する大規模な建造物を扱いますので、国家的プロジェクトや国際的プロジェクトに携わりたい方には一級建築士の資格取得をオススメします。
一級建築士として名を馳せると、海外で仕事をすることも可能です。
資格を持っていると国内、国外ともに活躍の場が広がりますので、目標やキャリアプランが定まっていなくても、建築業界で仕事をしたい方は一級建築士の資格を取得しておくと良いでしょう。

一級建築士取得のメリット

あらゆる建物の設計が可能となる

建築士の資格には、「木造建築士」「二級建築士」「一級建築士」の3つが存在していますが、一級建築士はその中でも最上級の資格です。

木造建築士は木造かつ面積300平方メートル以内であり、2階建てまでの建物しか設計が許されていません。 木造のみ設計可能なため、木造建築士と呼ばれています。

二級建築士においては、木造・鉄骨造・鉄筋コンクリート造石造、無筋コンクリート造、コンクリートブロック造、レンガ造であり、かつ面積1,000平方メートル以内であり、高さ13メートルもしくは軒の高さ9メートルまでの建物の設計が可能とされています。 これらは、都道府県知事の認可を受けた国家資格です。高さの制限により、主に住宅家屋・一軒家の設計を行います。

しかし、一級建築士を取得すると、面積1,000平方メートル以上の建物や高さ13メートル、もしくは軒の高さ9メートル以上の建物も設計が可能となります。つまり、商業施設や体育館、学校やドーム状の建物など大規模な建造物も取り扱うことができるようになります。 それにより、仕事の幅が大幅に拡がるというメリットがあります。

就職・転職に有利になる

一級建築士の資格を取得すると、建築業界や不動産業界、官公庁などに就職する際に有利になります。一級建築士の資格を持っているということは建築の知識と十分な実務経験を持っていることはもちろん、資格取得のために真面目に努力をした人物であることの証明ともなるため、そういった面でも信頼度が上がります。

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昇格・昇給が見込める

一級建築士とは、十分な知識と実務経験を積んだ、設計・工事監理・施行管理のプロであると言えます。 取得すると、勤めている企業からも高評価を得られ、資格手当なども支給されます。 実際の手当の相場は会社の規模にもよりますが、一級建築士の場合、月1~3万の資格手当がもらえます。

信頼度の向上・社会的ステータスが上がる

一級建築士の資格を持っていると、顧客からの信頼度も向上し、建築の専門家として認められます。一級建築士の登録者数そのものは37万人(建築技術教育普及センターより引用/2019年4月現在)ほどいますが、全国で実際に活動している一級建築士(=3年に一度の受講義務のある定期講習修了者数)は50,000人ほどしかいません。安全性の高い建築物の設計が可能であり、倫理観がある一級建築士は重宝されます。

更なる上級資格の取得に繋がる

一級建築士として5年の実務経験を積むと、構造部分の設計を行える「構造設計一級建築士」と設備の設計が行える「設備設計一級建築士」というさらに上級資格の受験資格が得られます。これらの資格取得者はそれぞれまだ1万人程しかいません。取得すればより多くの仕事を請けることができ、技術性の高い建築士として活躍していけるでしょう。

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一級建築士の勤務先・転職先は?

一級建築士の資格を持っていると社会的ステータスや信頼度が上がるため、転職では非常に有利になります。また、一級建築士はあらゆる建造物に携わることができるため、転職時に幅広い選択肢をもてます。

一級建築士が働く場所は、「設計事務所」、「ゼネコン」、「ハウスメーカー」、「インテリアデザイン事務所」、「PM/CM企業」、「官公庁」など、設計に関わる様々な場所での活躍が見込めます。

設計事務所では事務所の規模により給与面にはバラつきがありますが、様々な設計に取り組めるため、将来独立開業を目指す人にはおすすめです。 また、大手のゼネコン会社では集合住宅や公共施設、都市や街の開発など大規模な設計も多く、給与や待遇面は良い会社が多いです。場合によっては、大学院卒でないと採用しないということもあるようですが、その分、やりがいや給与面での見返りは高いといえます。

このように一級建築士には様々な転職先がありますが、以下では「ゼネコン」と「PM/CM企業」、「官公庁」について詳しくご紹介します。

ゼネコン(総合工事業)

ゼネコンは商業施設や公共施設などの大規模な工事の施工管理をしてまとめるリーダー的な存在です。そのためゼネコンの業務は設計事務所などの下請けを取りまとめるイメージが強いかと思いますが、多くのゼネコンは自社に設計部を抱えています。

ゼネコンの設計部では一般的な設計事務所と同じように業務を行いますが、設計する対象はどれも大規模な建造物ばかりなのが設計事務所との違いでしょう。また、ゼネコンは営業や事務などで部門が分かれているため、設計業務に集中して取り組める魅力があります。

ゼネコンは設計事務所よりも資格を重視していますので、一級建築士の資格があれば転職で有利になります。

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PM/CM企業

建設事業全般をサポートするプロジェクトマネジメント(PM)、コンストラクションマネジメント(CM)企業は、建築に関するプロフェッショナルが集結し、顧客をサポートします。

PM/CM企業へ転職するために資格は必須ではありませんが、建築に関して十分な知識と経験があることを証明する一級建築士の資格を持っていると有利になります。

PM/CM企業へ転職した後にも一級建築士の資格を活かしながらスキルアップしていけば、マネージャークラスで年収アップも夢ではありません。

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官公庁

一級建築士はゼネコンやPM/CMなどの民間企業だけではなく、公務員として官公庁で働くこともできます。建設業界は人手不足や長時間労働などの問題を抱えていることもあり、安定した官公庁は一級建築士の転職先として非常に人気です。

ただし、官公庁に転職する場合は公務員試験に合格しなければならないため難易度はやや高めです。

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一級建築士の年収・給料・収入は?

令和元年度の厚生労働省の賃金構造基本統計調査 によれば、一級建築士の平均年収は男性718万円、女性606.8万円です。うち平均年間賞与は男性が150.4万円、女性で137.6万円。賞与を抜いた月収で言うと男性47.3万円、女性39万円ほどになります。

しかし、会社の規模によって年収は大きく異なり、従業員100人未満の小規模な企業だと平均年収600万円前後ですが、従業員1,000人を超えるような大規模な企業では平均年収940万円と、200万円以上の差があります。また、独立して設計事務所を開き、建築家としての才能が認められた場合、年収数千万円も可能と言われています。

年齢別に見ると30~34歳で平均年収797万円、40~44歳で平均年収1,100万円超えもあるという統計(従業員1,000人以上の企業の場合)も出ています。なお、この年収には資格手当(1~3万円/月)が含まれています。

一級建築士になる方法は?

一番早く一級建築士になる方法は、大学の建築学科などで建築に関する科目を履修し、二級建築士の資格を取得した上で、設計事務所などに就職することです。 そこで4年の実務経験を積むことで、一級建築士の受験資格が得られます。 その上で一級建築士の資格試験に合格すれば一級建築士となることができます。

建築学科などを卒業していない、または履修していない場合、設計事務所で7年の実務経験を積み、二級建築士の資格を取得してから、さらに4年の実務経験を積んで、一級建築士の資格試験を受験し、資格を取得することが可能です。

二級建築士では必要な学業を修めていれば受験資格を得ることができますが、一級建築士は実務経験を積まなければなりません。しかし、資格を取得した後はまさに一級の建築士として認められ、社会的ステータスや信頼度も向上し、転職時の大きな武器となります。

令和5年度 一級建築士の試験情報

※今年度の申し込みは締め切られています
試験は毎年同じ時期に行われていますので逆算して計画的に準備を進めていくことをお勧めします。

主管

(公財)建築技術教育普及センター

資格区分

国家資格(国土交通大臣認定)

受付期間

※今年度の申し込みは締め切られています
令和5年4月3日(月)午前10時~4月17日(月)午後4時
※令和3年より受験申込は原則としてインターネットによる受付のみ

試験日程

試験の種類 日程 合格発表(予定)
設計製図の課題発表 令和5年7月21日(金)ごろ
学科の試験 令和5年7月23日(日) 令和5年8月30日(火)
設計製図の試験 令和5年10月8日(日) 令和5年12月25日(月)

受験資格

令和2年度から建築士試験の受験要件が変わりました。
これまで試験を受けるためには実務経験が必要でしたが、新しい建築士制度では実務経験が無くても受験ができるようになりました。
これまで受験に必要とされていた実務経験は、免許登録要件に変わり、試験を受ける前の実務経験も含まれるようになりました。

受験資格 免許登録要件
大学(短期大学を含む)、高等専門学校 大学:実務経験2年以上
短期大学(3年):実務経験3年以上
短期大学(2年)、高等専門学校:実務経験4年以上
二級建築士 二級建築士として実務経験4年以上
国土交通大臣が同等と認める者 所定の年数以上
建築設備士 建築設備士として実務経験4年以上

参考:国土交通省

受験手数料(消費税非課税)

17,000円(他に事務手続手数料が必要)

試験内容

◆学科の試験
5科目125問、マークシート方式、四肢択一

1.学科Ⅰ…計画【20問】
2.学科Ⅱ…環境・設備【20問】
3.学科Ⅲ…法規【30問】
4.学科Ⅳ…構造【30問】
5.学科Ⅴ…施工【25問】

◆設計製図の試験
事前に課題が発表されます。与えられた条件を充たしていることを前提に、出題者の要求を読み取りながら建築物の計画、作図を行います。

記述や図形の表現、建築物の構造や設備に関する能力を評価されます。なお、試験の内容に関しては変更される場合があります。

また、設計製図の試験に関しては学科の試験に合格していないと受験することができません。過去2年間(令和4年度の場合、令和2年度もしくは令和3年度)の一級建築士試験で「学科の試験」に合格していた場合は、申請すれば本年の「学科の試験」は免除されます。

難易度・合格率

二級建築士でも合格率は学科試験で30%前後、製図試験で50%程度とやや難易度が高く、上位資格の一級建築士の合格率は学科試験で20%前後、製図試験で35%程度と、さらに高難度の資格試験となっています。

一級も二級も製図試験は約半数の方が受かりますが、学科試験の難易度が高いことが分かりますね。
特に、一級の学科試験は10人が試験を受けたら2人しか合格しないほどの難易度となっているため、国家試験の中でも極めて難易度が高い資格試験と言えます。

【参考】過去4年間の受験者数・合格者数・合格率

年度 試験 受験者数 合格者数 合格率 総合合格率
令和4年度 学科試験 30,007 6,289 21.0% 9.9%
製図試験 10,509 3,473 33.0%
令和3年度 学科試験 31,696 4,832 15.2% 9.9%
製図試験 10,499 3,765 35.9%
令和2年度 学科試験 30,409 6,295 20.7% 10.6%
製図試験 11,035 3,796 34.4%
令和元年度 学科試験 25,132 5,729 22.8% 12.0%
製図試験 10,151 3,571 35.2%

出典:(公財)建築技術教育普及センターHP より引用

過去問(令和3年度)

【学科の試験】

学科試験では、「計画」「環境・設備」「法規」「構造」「施工」の5区分から125問が出題され、87点以上の正解で合格となります。

区分 出題数
計画 20
環境・設備 20
法規 30
構造 30
施工 25
合計 125

例えば、「計画」からは以下のようなものが出題されます。

[No.5]建築物の各部に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.外壁や屋上から離れている居室に設ける光ダクトの設計において、ダクト内の光の反射回数を減らすために、ダクトの曲がりを少なく、断面積を大きくした。
2.建築物の通風計画において、効果的に室内に外の風を取り込むために、風上開口を風下開口よりも大きくした。
3.木材の構造材を現(あらわ)し仕上げとするに当たり、燃焼時に木材の表面が炭化し、中心に向けて燃える速度が遅くなるので、木材の部材断面を大きくすることで、耐火性を高めた。
4.木材を構造材として使用するに当たり、腐朽しにくく、乾燥に伴う収縮や反りが少ない心材を採用した。

→解答:2

令和3年度一級建築士試験 より引用

【設計製図の試験】

設計製図試験では、課題の内容や条件を満たすように建築物を計画し、設計するための知識や技能について設計図等の作成を求められます。
細かな採点基準は課題によって異なりますが、基本的に「空間構成」「建築計画」「構造計画」「設備計画」を基準に採点されます。

例えば、令和3年は「集合住宅」が課題として出題されました。
出題内容と回答例についての詳細は、(公財)建築技術教育普及センター をご参照ください。

よくある質問

Q: 一級建築士の仕事はどんな内容?

A: 一級建築士は、設計業務と工事監理業務を担当します。設計業務は構造設計、設備設計、意匠設計の3つに分かれ、工事監理業務は建築物の工事が建設計画や施工図面通りに進んでいるかを監督・指導する業務です。

Q: 二級建築士や木造建築士との違いはなんですか?

A: 二級建築士は、30~1,000平方メートルの小規模な建物に限られ、木造建築士は2階建てまでの木造建物に限られます。一方、一級建築士には制限がなく、大規模な商業施設や病院なども担当できます。

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