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電気工事士に向いている人ってどんな人?活躍するためには!

時に非常に危険な工事も行う電気工事士。はたしてどんな人に向いている仕事なのでしょうか? ここでは、電気工事士に向いている方の特徴についてご紹介します。

電気工事士とは?

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電気の工事は非常に危険な作業ですので、一定以上の技能を持つ人ではないと工事を行うことができません。そのため、工事を行うには資格が必要となります。電気工事士はその工事を行うのに専門的な知識と、技能を証明する資格となります。

そんな電気工事士の資格は第一種と第二種の2種類に分かれており、それぞれ扱える電気設備が異なります。
第二種は一般住宅や店舗などの600ボルト以下で受電する設備の工事に従事することができる資格。第一種は第二種の範囲に加えて、最大電力500キロワット未満の工場、ビルなどの工事に従事することができる資格となっています。

例えば、一般住宅でもコンセントの付け替えなどで壁の中の配線を工事する場合には、第二種電気工事士の資格が必要となります。

また、第一種は「500キロワット未満」と記載がありますので、「500キロワット以上」の工事は行うことができません。
500キロワット以上の工事は電気主任技術者が工事管理などを義務付けられているので、電気工事士の管轄外となります。

電気工事士の仕事内容について

電気工事士に向いているのはこんな人

しっかりとコミュニケーションを取ることができる

電気工事士の仕事には危険が伴いますので、しっかりとコミュニケーションをとる必要があります。

電気工事士が工事を行う場合、「事前にブレーカーが切れているか?」「通電状態でないことを確認したか?」「ヒューズなどを抜いたか?」など確認する事項が非常に多いです。

通常、客先のブレーカーなどは受電盤、高圧盤等の中に入っていて鍵がかかっているので、このような作業を客先で行う場合は、客先とのコミュニケーションが必要となります。

その他にも、工場で非常に長いケーブルを敷設する際などは、数人の作業員でタイミングを合わせながらケーブルを引っ張る作業が必要です。このような作業は、他の作業員と連携して仕事を行うことが必要です。

体力に自信がある

電気工事士の仕事は肉体的にもキツイため、ある程度の体力が必要です。

電気工事士は細いケーブル相手に作業をしているだけではなく、時には非常に太いケーブルを何十メートルにもわたって敷設することがあります。
このような太いケーブルは電線管や電線ラックなどの中に敷設しますが、大体が高所にあります。大体の工場では、人力で引っ張る以外に敷設する方法がありません。高所の不安定な作業場所で太いケーブルを引っ張るには、相当な体力が必要とされます。

几帳面な性格である

電気工事には非常に細かい作業が多いため、常に自分の作業を妥協せず、図面通りに正確に仕上げることのできる几帳面な性格であることが求められます。

例えば、電気工事には以下のような細かい作業があります。

細かい線すべてにマークチューブの取り付け
各配線に絶縁処理
適切な圧着端子の選定と圧着処理
適切なアース線の設置
配線をケーブルダクトへ収納する
余裕のある配線長の選定
各配線接続に間違いがないかのチェック

電気工事士が作業する配線は200Vなど非常に高圧の電気なので、少しの間違いが大きな事故につながります。
それ以外にも、高価な機器に配線をしたりするので正確な配線施工が求められます。もし間違えてショートさせたり、電圧をかけてはいけないところに加圧させたりすると一瞬で機器が破損してしまうこともあります。

もちろん、事前準備などでも几帳面な性格であることは重要です。
例えば、客先が「ブレーカーを切った」と言っても、万が一のことを考えて事前にブレーカーを “念のため”チェックするような几帳面さも、事故を防ぐために非常に重要です。

自ら学ぶ姿勢がある

電気工事士は工事現場によって様々なスキルが求められますので、自ら学ぶ姿勢が重要です。どうすれば作業が効率化できるのかを考えたり、先輩社員の作業を見て学んだりしていく必要があります。

電気工事では、高所で安全帯を付けてケーブルダクトの上を歩きながら太い配線の敷設をすることもあれば、人も通れないようなところに配線を敷設することもあります。
自分が行ったことのない仕事があれば先輩社員の仕事の仕方などを見て、どのような現場でも対応できるように日々勉強していくことが大切です。

これ以外でも、時には制御盤の中で無数の細い配線を敷設することもあります。配線1本1本にマークチューブ、圧着端子を付けて間違いがないように施工していく作業は、非常に気が遠くなるような作業です。しかし、少しでも仕事が速くなるように自分なりに工夫して作業していくことで、作業効率が上がっていきます。

大切なのは電気・電気工事に興味関心があるかどうか

電気工事は制御盤など大体の機器が据え付けられてからの作業となるので、工事の中でも後半の方で計画されます。すると、全体スケジュールにあまり余裕がない状態であるため、工事進捗によっては残業が当たり前ということもあります。
また、高所作業や暑い、寒い中での作業なども非常に過酷です。

このように電気工事は肉体的にも精神的にも大変な仕事です。さらに言えば、ほとんどのケーブルはケーブルダクトや電線管の中に敷設されるので、あまり大きな達成感を得られないこともあるかもしれません。

しかし電気工事士がいなければ、住宅一軒から工場の電気工事まで、幅広い範囲での電気工事が成り立ちません。

電気工事士が正確に配線を敷設することで、住宅では安心して電気を使うことができ、工場では高電圧で大きな機器が稼働できます。つまり、一般市民の生活から社会のインフラまでもが安心、安全に稼働しているのです。電気工事の仕事は社会にとってなくてはならない、非常に重要な仕事と言えますね。

このような高電圧を扱う電気や、それを正確に供給してコントロールするために必要な電気工事士という仕事に大きな興味を持って仕事をすることで、電気工事士のスキルをアップしていくことができます。

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執筆・編集

建設転職ナビ編集部

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