設備営業の仕事とは? 業務内容・給与などを詳しく解説
私たちの暮らしにかかすことができないのが、住宅などについているさまざまな設備です。今回はその設備営業について解説します。
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設備営業の仕事内容は、住宅やビルなどを建築する際に必要とされる設備の企画、設計、施工、メンテナンスの営業です。取り扱う商品は多数に渡ります。
営業先は会社によりますが、個人を中心に営業をする会社もあれば、法人を中心に営業する会社もあります。大手のハウスメーカーや水道工事、電気工事店と協力しながら、様々な現場に足を運ぶこととなります。何もしなければお客様は取ってこられませんから、宣伝にも力を入れながら、営業をかけていきます。
一度取り付けをさせてもらった会社には、その後メンテナンスが必要になることが多く、その仕事を受注します。またリフォームや改修工事などでも設備の老朽化により新しい設備が必要になりますから、その際の提案、企画、そして施行までの手配などをします。
現在は1種類の設備に特化した専門会社は少なくなっており、現在は「総合住宅設備メーカー」が増えています。どのようなことにも幅広く対応できる住宅設備営業が求められています。
設備営業はやることが多岐にわたり、基本的に毎日多忙です。既存取引先の設備メンテナンスをしながら新規の顧客獲得もしないといけません。いわば、ルート営業をしながら新規営業もするような形です。
ただし、訪問営業ではなく、基本的にショールームなどで「待つ」営業になります。来店客に対して自社設備の製品説明やリフォームの相談に乗ります。
現場から会社に戻ってからも、デスクワークが残っており、新規法人の見込み客に対するプレゼン資料の作成や、メール確認、取扱製品について学んだりします。
やることはたしかに多いですが、一度覚えれば同じことの繰り返しになることが多いです。
設備営業の魅力としては、身近にある設備を取り扱うことで、人々の暮らしを豊かにすることができる点です。
今では当たり前のように給湯器がありますが、一昔前と今では形や能力が全然違います。
ものすごい速さで進化しており、最先端の技術を真っ先に知ることができるのも魅力です。
さらに個人でも、法人の取引先でもメンテナンスなど長期に渡ってお付き合いすることが多く、長い付き合いになれば、人間関係も深くなり、より深みのある仕事に発展していくでしょう。
「販売士」や「建築設備士」が役に立ちます。また資格ではありませんが、住宅設備営業は、大卒が条件になっていることが多いです。
不動産関係ですから「宅地建物取引士」の資格も、もっておいて損はありません。また、個人のお客様相手には「ファイナンシャルプランナー」を持っていれば、お金について詳しい人の証明ですから、より信頼度が増すでしょう。
少子高齢化に伴い、住宅そのものが減少し、新築が減るほど設備営業の仕事も縮小傾向にあります。
しかし既存の住宅やビルに入っている設備は老朽化が進み、メンテナンスの時期に入っていることも多いです。
今後、設備営業の業界は再編されていきます。特にメーカー間の統合が進んでおり、一つの分野に特化せず様々な設備に対応でき総合的に請け負う「総合住宅設備メーカー」化が進んでいます。
「ここに頼めばどの設備でも対応してくれる」といったことが時代のニーズになってきており、「専門外」ということを理由に仕事を断ると、ますます仕事が少なくなってしまいます。
今後、設備業界が生き残るには時代のニーズをとらえ、例え自社で対応できずとも、他社との連携を深めることで、まずはクライアントの要望に「窓口」として対応できることが必要になってくるでしょう。
数字に厳しい不動産業界ですが、取引先が法人に特化し、ルート営業を基本としている会社であれば、ノルマはそこまで厳しくありません。
既存のお客様に、設備のメンテナンスの案内や、不具合がないかの確認などを中心にします。もちろん新しい製品が開発されれば、その案内もします。
新規のお客様をとってくる必要がないので、もちろん会社によりますが、ノルマがないところもあります。
もし不動産業界で営業に疲れていたり、ノルマのように数字を追うことが苦手な人でしたら、ルート営業を中心にしている設備営業会社がおすすめと言えます。
設備営業は取り扱う製品が多い分、仕事をしていると様々なことを知ることができます。人が生活していれば必ず必要になってくるものですから、まだまだ仕事の需要はあるでしょう。
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