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建設コンサルタントは志望動機が大切!書き方のポイントや例文を紹介

まちづくりに関わる、社会貢献性の高い「建設コンサルタント」を志望する場合に大切なのが、志望動機です。
今回は建設コンサルタントの仕事の内容、志望動機で押さえるべきポイント、例文まで紹介します。

建設コンサルタントとは?

建設コンサルタントとは、社会資本である道路や橋梁などの建造物を建てる前に事前調査を行い、スムーズな施工をサポートする仕事です。まちづくりに関わる業務ともいえます。主な業務として、「事前の調査」や「施工計画の立案」などを行います。

建設コンサルタントは業務規模が大きく、1つの案件が長期間になります。業務には根気強さが必要になりますし、多くの人と関わるためコミュニケーション能力も必要です。責任も重大ですが、だからこそやりがいがある仕事といえます。

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志望動機の重要性

建設コンサルタントはやりがいが大きい仕事ですが、責任も大きく大人数が関わる仕事のため、志望動機が大切です。志望動機が曖昧で説得力に欠けるものの場合、面接官に見透かされる恐れがあります。

特に建設コンサルタントは論理的な思考力が求められるものです。志望動機は、その能力を知る手掛かりにもなるのです。そのため、志望動機を事前にしっかり準備しておくことが、建設コンサルタントになる第一歩になるでしょう。

志望動機に書くべきこと

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建設コンサルタントを選んだ理由

志望動機を書くときは、「その会社を選んだ理由」も大切です。面接官は「なぜ自社を選んだのか」という点を重視しています。「この会社でなくてもできることでは?」と面接官に思われてしまった場合、面接に通る可能性はかなり低くなるでしょう。

選んだ理由に説得力を持たせるために大切なのは企業研究です。企業理念やその会社独自の取り組み、特徴や強みをしっかりと調べなければ、説得力のある志望動機は作れません。しっかりと企業研究した上で、面接官を納得させる理由を説明できるようにしましょう。

就職後の展望

就職後の展望をしっかりと思い描くことも大切です。その会社に内定をもらうことがゴールではなく、あくまでも業務の始まりになります。より活躍できる人材であることをアピールすることで、意欲の高さが伝わります。

志望動機で何をアピールしたらいい?

志望動機では「論理的な思考力」、「コミュニケーション能力」、「仕事への熱意」、「情報収集能力」などをアピールすべきです。建設コンサルタントではこれらの能力が求められています。志望動機を書くときにも、これらの能力を意識した志望動機を作成しましょう。

「論理的思考力」

まちづくりの計画では「なぜ」「どのように進めるか」を論理立てて説明できる能力が欠かせません。具体的に実行できる内容を考える必要があり、この能力が十分ではないと、適切な計画が立てられません。

「コミュニケーション能力」

建設コンサルタントは多くの人に関わる仕事です。そのため、人に信頼されるためのコミュニケーションが非常に大切です。相手から不信感を持たれてしまうと、それが仕事の進捗に与える影響は小さくありません。コンサルタントとしての信頼を失ってしまうと、仕事が成り立たなくなります。
長期的に信頼関係を築ける誠実さや、こまめな連絡を大切にする姿勢なども求められます。

「仕事への熱意」

建設コンサルタントは1つの案件が長期間にわたります。そのため、熱意を持って仕事ができるかどうかが大切です。扱う仕事の金額も大きく、プレッシャーや責任感に負けないだけの熱意は欠かせません。
ときには大きなストレスになることもあるため、逆境にも負けないメンタルやモチベーションがあれば、この仕事への適性が高いといえます。

「情報収集能力」

建設コンサルタントは、情報を集め、住民からのニーズを集めることも大切です。住民から情報を適切に集めることが、適切なマーケティング施策にもつながります。
また、扱う情報が膨大になるため、適切な情報を集め、不要な情報を捨てる取捨選択力も大切です。視野を広くもち、全体のニーズや課題を踏まえて適切な施策を出せるかが、建設コンサルタントには必要となります。

書く際のポイントと押さえておくべきこと

建設コンサルタントの志望動機で押さえておくべきことは、熱意を盛り込みつつ、論理的な内容になっているかどうかです。熱意が重要な仕事ではありますが、仕事に求められる能力も高いため、内容に矛盾があると、大きな問題になります。

また、内容が具体的であることも大切です。建設計画は具体的かつ実現可能な内容である必要があるため、実現性が低い内容の場合は面接官によい印象を与えられません。

良い例文と悪い例文を紹介

良い例文

「私が建設コンサルタントを志望する動機は、より多くの人に影響を与える仕事がしたかったためです。前職では、住宅の施工会社で施工管理として仕事を行っていました。この仕事は個人を相手にし、やりがいのある仕事でしたが、1つの案件で携われる範囲はどうしても狭くなってしまいます。貴社は〇〇町のショッピングモールの事業に関わっており、〇〇町の交通の利便性を高めたいと思う私の希望にもマッチしています。私は施工管理として様々な業種の職人と仕事をしてきた経験を生かし、具体的で実現性の高い計画立案が可能です。」

悪い例文

「建設コンサルタントを志望する理由はやりがいがある仕事と感じるためです。私は多くの人と関わるイベントを主催し、集客にも成功しており、楽しめる環境づくりが得意です。この経験を生かし、住民と良い関係を築きながら仕事をしていきたいと思います。」

良い例文:ポイントは?

良い例文のポイントは主張に対して具体性のある理由があり、説得力がある点です。前職で施工管理をしていたことから、「転職の理由」に説得力を持たせる内容となっています。

前職の経験を踏まえた強みを伝えている点もポイントです。企業の取り組みにも言及し、「この企業でできること」もうまく伝えています。

悪い例文:改善点は?

悪い例文の問題点は、建設コンサルタントのハードさについて触れられていない点です。建設コンサルタントは様々な人の利害や課題が絡み合っていることもあり、住民と最初から良い関係とは限りません。また、適切なコミュニケーションを取れないことで、信頼を失ってしまう可能性もあります。この点をカバーできる内容を記載する必要があるでしょう。

また、「この会社でないといけない」という理由に触れられていない点も問題点です。その企業でできることを研究していないと感じられる内容になっているため、企業研究を行い、自分の希望とマッチした企業であることを強く伝える必要があります。

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建設コンサルタントはやりがいがある仕事ですが、それと同時に、ハードで求められる能力も高い仕事です。そのため、志望動機をしっかりと固め、自分の能力や志望動機を論理的に説明できるかどうかが非常に重要です。さらに、企業ごとに得意分野や重視しているポイントも異なるため、本記事の「良い例文」が必ずしもすべての企業に有効とは限りません。そういったミスマッチを防ぐためにも、建設転職ナビの無料転職支援サービスに登録して、企業のニーズをしっかりと理解しているコンサルタントにご相談ください。

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執筆・編集

建設転職ナビ編集部

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