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建設技術者が「転職」を考えたときに読むコラム イヤな転勤を回避したいなら 「地域限定勤務」

「地域限定勤務」をご存知ですか? 転勤なし、職場の人間関係構築やライフプランの立てやすさなどメリットも多いですが、現場に出てナンボの建設業界でそんなことできるの?

「転勤」。ごぞんじ、他の勤務地での就労を命じる人事異動制度のひとつです。業務上、サラリーマンとして行かなければいけないことは分かっているけれども、この制度が会社員人生においてすごく不安要素だしストレスだ……というあなた。そう、働く場所が誰かの意志で変わるかそうでないかというのは、人生においてとても大切な要素ですよね。転勤をなんとか回避できないものかと考えているなら、いちど検討してみてはいかがでしょう。そう、「地域限定勤務」を――。

転勤は出世のために必要な道だった

これまで「出世に転勤はつきもの」とされ、転勤と同時に役職に就き、マネジメント経験を積むと同時に給与も上がる……俗に言う「栄転」です。日本型雇用ではそれが常識でした。

 

そうはいっても、結婚を考えている恋人や、幼い子供、高齢の親など身近に家族がいれば、「いまの住まいを離れたくない」と考える向きも多いのではないでしょうか。

 

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しかし、そもそも全国展開している企業の多くは、就業規則に異動(配置転換や転勤)を命じる規定があり、基本的に「転勤」を伴う前提条件で正社員を採用・雇用しています。したがって、出世コースに乗りたいか否かは関係なく、会社に命じられれば、転勤は拒否できないものなのです。

 

しかし昨今、価値観の変化により、若い世代を中心に転勤を忌避するようになってきました。経済的な負担も大きく、新天地での人間関係もゼロから構築しなければならない転勤を「出世のための通過儀礼」ではなく単なる苦痛と感じるようになってきたのです。

 

また日本型終身雇用の崩壊により、「転勤=出世コース」とは一概に言えなくなってきたり、収入よりも家族を大切にするムードが世間的に高まってきたりしたのも一因でしょう。

 

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しかし建設業界、特に「現場に出てナンボ」の施工管理職においては、全国に点在する現場近くに居を移すのは当たり前のこと。それが一部で全国展開するゼネコンなどへの就職が敬遠される理由のひとつとなっているようです。

地域限定社員の3つのメリット

そこで近年クローズアップされているのが、地域を限定して勤務できる「地域限定社員」という働き方です。まずはその3大メリットを見てみましょう。

自分が希望する地域で仕事ができる

地域限定社員は、その名のとおり、自身が希望する地域での仕事が可能です。「住」は、人間が生きるうえで大切な要素だけに、「自分の居住地域は自分の意志で決めたい!」という方も多いはず。その望みに自分の好きな地域で働いてストレスフリーな生活を送ることで、結果的に仕事へのモチベーションアップにもつながるのではないでしょうか。

 

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周囲との関係を築きやすい

ジョブローテーション制度によって数年単位で部署が変わってしまうと、せっかく培った人間関係は限りなくリセットされてしまいますが、地域限定社員はクライアントや職場の人と長い時間を共にできるおかげで、じっくりと時間をかけて関係性を構築できます。仕事のやりがいや満足度、さらにそこから生まれる成果は、職場の人間関係が大きく影響しています。よい関係性が構築できれば、結果的によい仕事ができるようになるはず。

ライフプランが立てやすい

地域限定社員は勤務エリアが定められているうえに、雇用期間に限りがありません。つまり、自身の都合で職業を変えない限り、住む場所の目処も立ちやすく、マイホーム購入や子どもの学校選びなど、数十年先を見据えたライフプランが立てやすくなります。

 

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地域限定社員の3つのデメリット

もちろん、地域限定勤務は決してメリットばかりではありません。
続いて想定されるデメリットも紹介します。

仕事がマンネリ化しやすい

環境の変化は、人生において大きな刺激になる場合もあります。かたや、働く場所やメンバーがほぼ変わらなければ得られる刺激は相対的に少ないため、仕事、あるいは人生がマンネリに感じられてしまうおそれがあります。

転勤を伴う正社員よりも待遇差がある

企業によっては、全国転勤を伴う正社員よりも手当やボーナスなどで差が付き、相対的に年収が低くなるケースも。また勤務する事業所によっては人数や規模の面から、昇進や昇給が難しくなることもあります。地域を限定して勤務する場合、長期的な目で見て役職や収入、得られるスキルなどのキャリア設計はどうなっていくのか、転職時には事前の入念な確認が必要です。

 

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本人の意思と異なる選択が迫られる場合も

業績悪化に伴う事業所閉鎖や撤退などが起きた場合、地域限定社員は他地域の事業所への異動を余儀なくされます。それがイヤならば、退職の道も検討しなければいけません。企業活動は永遠ではないため、「同じ事業所で確実に定年まで働き続けられる保証」は100%ではないことだけは認識しておくべきでしょう。

地域限定社員の求人を建設転職ナビで探してみよう

「地域限定勤務」の求人を探す方法はいたって簡単です。まずは建設転職ナビの「こだわりから探す」項目から「転勤なし」「地域密着」を選択し、検索してみましょう。

 

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さまざまな求人があるなかで、この記事を読んでいるあなたがもし橋梁・トンネル関係の技術者であれば、こっそりおすすめしたいのがショーボンド建設です。

 

ショーボンド建設は、土木構造物のメンテナンス分野で圧倒的なシェアを誇る会社。ご存知のとおり、インフラ補修に対する需要は増していくばかりなので、安定性はバツグン。

 

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当社キャリアアドバイザーによれば、転勤回避を理由にゼネコンから転職する人が多いとのこと。2人に1人が中途入社のため、転職しても居心地が悪いなんてことはなさそうです。年収の高さにも注目したいところ。

 

ショーボンド建設の求人一覧はこちら

 

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